一人が二人に
今日はタネノチカラ代表の金子大輔さんのお話を聞きました。
音声版はこちら
https://stand.fm/episodes/6079a5c68700cb743fb375b2
耕作放棄地を持続可能な土地に創り上げる。その過程を共有することで今世界で起きている問題を自分事にしてもらう。そういった活動をされています。
-----------
目標と目的
-----------
SDGs、持続可能な開発目標が掲げられてしばらく経ちます。
具体的には
・ジェンダー格差をなくしましょう
や
・クリーンなエネルギーに切り替えましょう
といった内容があります。
ただこれらは目標なんですね。目的じゃない。
持続可能な社会を創る、それを達成するためのステップとしてこれらの目標が掲げられている。
しかしながら
この目標を達成しさえすればいい、という姿勢がどうしても現れてしまうのが現実のようです。
どんな社会を創りたいのか。
目標と目的をきちんと分ける事が必要だ、と力強く仰ってました。
------------------
一人が二人に繋ぐ
------------------
肥料を使いすぎると、土の中の微生物が死にます。
土の中の微生物がいなくなると、土の表面に落ちた木や葉っぱが分解されず、水で流されやすくなります。
そうすると砂だけになり保水力が弱まります。
保水力が無くなると水を保っておく事が出来なくなるため、雨が降るたびに一気に流れ出します。
洪水になります。
山口周さんのビジネスの未来で、これからはどんな社会にしたいか投票する意味で、商品を買っていくべきだ、と言っていました。
どのような社会にしていくたいか、そのためにどんな活動を応援していくか。
ただ不安を煽るのが目的ではなく、こういう現実がある。
その上で、あなたはどう行動するか?
そんなメッセージを頂きました。
一人が二人に伝える。それが33回繰り返されれば86億人に伝わる。
実際には人から人へ伝わっていくのは難しい。
けれどこの話は、一人が動くだけではなく、それぞれが自分に何が出来るかを考えて動いていがないといけない。
そういった事を学びました。
自分に何ができるか?
出来る事から手を動かしていきます。