11/23Mリーグ観戦記振り返り「仕事人」

Mリーグ、11/23の第2回戦の観戦記を担当しました。

試合の振り返りなどで、ご一読いただけましたら幸いです。

テーマ変更

僕は観戦記を書く際、試合前からある程度構成は考えるようにしている。

それがはまったときは、スムーズに記事を書いていけるからだ。

今回は複数人の選手が自団体の対局で不在だったので、その辺りを交えたストーリーを考え、序文は試合前に書き上げていた。

たとえばたろう選手が勝ったのであれば、この日のドリブンズはたろう選手以外全員が不在(丸山選手は第1回戦途中で合流)だったので、上記の構成に合致しただろう。

ただしもちろん、構成に無理やり当てはめるようなことはしない。

今回は試合を見て、危なげなく勝った堀選手をメインに書くことにし、最初に書いていた文章は破棄。

一から書き直し、今回の記事に至る。

仕事人・堀

堀選手には、シーズン前に取材をしており、その様子はキンマwebや近代麻雀本誌にも掲載されている。

そして今回の堀選手の活躍は、シーズン前に監督が期待していたそのものだった。

画面から受けた印象は「仕事人」。

喜怒哀楽をあまり表に出さず、たんたんと仕事をこなして結果を出す職人気質の打ち手、というイメージを表すのにピッタリの言葉だと思う。

一つのキーワードから記事の全文が生まれる、というのは、ものを書くにあたってよくあることだ。

今回もそうした形で、比較的スムーズに仕上げられたのはよかったと思う。

もちろん、試合自体が短かったのもあるのだけど。

決め打ちテーマの出番

前にも触れたかもしれないけど、僕はある特定の組み合わせ・結果になったときに使う「決め打ちテーマ」というものをネタとしていくつかストックしている。

実は、今回の試合はその中の一つを使える可能性があった。

中には思い切りネタに振っていくものもあるのだけど、そういうちょっと変わった記事についても、どこかのタイミングで出していければと思う。

タイミングがこないままお蔵入りになることもあるかもだけど、まあそれはそれ。

読点の入れ方

今回の記事から、文章の書き方で少し工夫をしたことがある。

具体的には、読点(、)を使う数を「一文に対し2個まで」と制限した。

あまりに読点の多すぎる記事というのは長ったらしくなる上に読みにくいと感じていたところがあったので、読点の数を減らし、読みやすさの向上を図った形だ。

もし複数使うなら、どこかで句点(。)を使い、文章そのものを区切る。

それによって一文が短くなり、読んでいく中でのリズムも良くなるのではないかと考えてのことだ。

これは麻雀とは関係のない執筆上のテクニックなのだけど、しばらくは意識してやってみようと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?