3/8Mリーグ観戦記振り返り「鬼」

Mリーグ・3/8の第1回戦について観戦記を書きました。

トップを取った内川選手をメインに試合を振り返っています。

構想

この試合については、試合前の段階では下位陣の争いについて書く構想を持っていた。

最終盤の状況下においては、それぞれの思惑が絡み合い、複雑なドラマを形成していくからだ。

ただ、それを全て打ち砕いた内川選手の麻雀。

まさに、「立ちはだかった」と言ってもいい。

とにかく多くの局面に参加に参加し、アガり、放銃し、勝った。

やはり、この試合に関しては内川選手が主役にふさわしかったと思う。

内川選手は、Mリーガーの中でも比較的表情の豊かな選手だ。

端正なルックスの中でも、特に印象的なのは目、時折凄まじい眼光を放つことがある。

この日も、なかなかに語りたくなる目をしていた。

卓上をにらみつけるとき、思考を巡らすときなど、その目は力強さを増す。

セミファイナル以降も、そうした様子を見ることができるだろう。

試合中、解説の土田浩翔プロが内川選手を指した「鬼」という言葉。

ある意味でぴったりだと思い、タイトルにも使用した。

下位陣にとっては、まさしく「鬼」だと思えた打ちっぷりだったのではないだろうか。

実際今シーズンは、鬼のように勝っていた。

その上には「魔王」がいたのだが。


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