1/28Mリーグ観戦記振り返り「風」
Mリーグ、1/28・第2回戦の観戦記を担当しました。
同日2連勝を決めた内川選手の戦いぶりを、ぜひ記事で振り返ってみてください。
日吉さんの復帰
この日のトピックスとしては、やはり日吉辰哉さんの実況復帰が挙げられる。
最初は少し声に違和感があったものの、1試合目の南場くらいではすでにその感覚は消え失せていた。
以前も書いたけど、僕は観戦記にはアーカイブとしての機能もあると思っているので、今回も日吉さんの復帰は記事にしようと思っていた。
ただ、1戦目を書くゆうせーさんと内容がかぶるのはよくない。
今回は事前にゆうせーさんとすり合わせを行い、日吉さんについては僕の方で触れることになった。
もしかしたら書きたいことがあったかもしれないけど、こちらの意向に合わせてくれたゆうせーさんにまずお礼を言いたい。
テンションのコントロール
日吉さんと言えば、他のお二人にはないハイテンションの実況スタイルが特徴的だ。
そのスタイルを踏襲し、今回の文章に関してはあえてスマートなまとめ方や局面の詳しい解説などは省き、テンションで押し切るようなスタイルにしてみた。
焦点を大爆発した東4局に絞り、序盤の細かい連荘でボルテージを高め、アガリの連打で最高潮に盛り上げる。
そして最後のアガリ牌食い流しの場面で区切りを付けてフィナーレに向かう、というイメージだ。
一つひとつの場面についてはテンションで一気に書き上げつつ、全体の構成を別枠の思考でコントロールしていく。
うまくいったかどうかは別にして、個人的には興味深いトライができたのではないかと思っている。
バタフライ・エフェクト
そして、日吉さんと言えばやはり「風」というフレーズが非常に広まっている。
今回の記事では、あえて「風」というフレーズを増やすことで日吉さん感を出すようにしてみた。
そして、試合展開を踏まえながら書いていく中でひらめいたのが「バタフライ・エフェクト」という言葉を使うこと。
普通なら使うかどうかを考えるところ、今回はテンションで押し切るということでそのままねじ込んでみた。
試合展開を表す、ちょうどいい言葉になったのではないかと思う。
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