11/30Mリーグ観戦記振り返り「取材」
Mリーグ、11/30・第1回戦の観戦記を担当しました。
8局で15回ものリーチが飛び交った一戦、振り返りにお役立てください。
試合直後の選手への取材
自分はかつて、とある媒体で滝沢選手に何度かお話を伺ったことがあった。
その媒体は休止してしまい、それからは特に会うことも連絡をすることもなかったのだけど、先週某所でバッタリ遭遇。
その際、滝沢選手から「試合後、連絡をもらえれば試合について話しますよ」とおっしゃっていただけた。
こちらとしては、もちろん選手にインタビューできればと思うことは多々ある。
ただ、観戦記は基本自宅で試合を見て書くので試合後の選手を取材することはできないし、わざわざ連絡を取るのも気が引ける。
そこに、滝沢選手からのありがたい言葉。
そしてこの日の担当試合では滝沢選手が見事に勝利を収めたので、ならばということで遠慮なく気になった点について話を聞き、観戦記に盛り込む形にした。
お互いの立場
滝沢選手は「こちらも言いたいことがあるし、東川さんも記事の差別化ができますよね」と話していた。
これはまさしく、お互いの立場を表していると思う。
選手は試合に関し、語りたいこともあるだろう。
もちろんこのご時世なので自分で発信する選手もいるが、さまざまな事情でそれができないということもあるだろう。
選手にはそんなときに、自分たちライターをうまく使ってもらえれば。
そしてそれは、書き手としてのこちらの価値を高めることにもつながるはず。
スポーツの世界では、特定の記者にだけしっかりと話す選手がいると聞く。
別に選手と友達になったり、気軽に飲みに行ったりという関係になりたいとは思わないけど、お互いがプロとしてお互いを尊重しながら仕事ができることは素晴らしいと思う。
ビジネスとしての一線を保ちつつ、選手のみなさんとはいい関係を築いていきたい。
そのためにも、まずは自分がそう思われるだけの存在にならねば、と改めて思った。
そういえば、スポーツメインで仕事をしていた頃、プロ対プロで仕事をしている有能な記者の方がいたなあ・・・。
スポーツの世界で記者の人はたくさん会ってきたけど、一番リスペクトできる方だった。
たぶん今は当時のその人の年齢になっているのだけど、追いつけているとは到底思わない。
まだまだ先は長いし、上は見えないぜ。
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