12/3Mリーグ観戦記振り返り「重圧」
Mリーグ、12/3の第2回戦の観戦記を担当しました。
名勝負の振り返りに、ぜひご一読ください。
プレッシャー
「マジか・・・」
試合を見終わったとき、率直に脳裏をよぎった。
記事に書いた通り、この試合はMリーグ歴代試合の中でも抜群に面白かった。
正攻法、奇手、本手、かわし手、そしてぶつかり合い。
麻雀の醍醐味が詰まった一戦だったと思う。
ABEMAによると、100万ビューあったとか。
そういう一戦の観戦記となれば、やはり見る人の注目も集まるし、期待も大きいはず。
もちろん、見どころだらけの一戦だったので書くべきことは無数にあった。
それをいかにまとめるか。
観戦記ライターとしてのスキルが問われることになった、という印象だ。
頭の中で構成を練ってはリセットし、試合終了が遅かったことから、書き出しは日付を跨いでいたと思う。
チャプター
今回は局ごとに見どころがあったので、局単位をよりはっきりと分けるような構成にした。
ZEROさんがやっていたのをまねたのと、頭の中には少し前にクリアした「龍が如く7」のイメージもあった。
その中で、チャプターのタイトルとしてつけるならどんな文言がいいか。
一目で局の内容が伝わる、分かりやすいキャッチ・・・そんなところも、少し工夫をしてみた。
エネルギー
今回の記事を書くのには、とにかくエネルギーを使ったという印象がある。
書くのにも頭を悩ませたし、書いては消しを繰り返した。
試合自体がものすごいエネルギーを発散していた分、それを文章として書き出すフィルター的存在である自分にも、非常に負荷がかかっていたものと思われる。
日中に活動していたこともあり、この原稿を書くのは相当にキツかった。
ただ、そういう試合に携わり、原稿を書けるという喜びも大きい。
そうした前向きなモチベーションを振り絞って体力をカバーし、この日の原稿を仕上げたという印象が強い。
納品は朝6時。
久しぶりに、書いた後にはどっと疲労感に襲われた。
ただ、アップされた記事の中にミスがあったのは反省。
そこに関しては、言い訳できない。
ベスト
今回の記事は、この日の自分におけるベストだった。
ただし自分のベストが出せたかというと、体力や気力、あるいは時間の問題で全肯定するのは難しい。
見直してみれば、やはり「こうしておけばよかった」というところはないわけではないのだ。
これは書き手なら誰でも陥るジレンマだと思うし、自分自身の100パーセントのパフォーマンスを出すというのは、どんなジャンルでも難しいことだと思う。
ただ、そこに近づける努力はしないといけない。
この日に関して言えば、もう少しコンディション調整に気を使うべきだったかな、という反省がある。
しっかりと、次回に生かしていかなければいけないと思う。
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