12/13麻雀最強戦観戦記振り返り「現地」
麻雀最強戦、12/13のファイナル2ndStage B卓の観戦記を担当しました。
最強へと至る戦いの振り返りに、ご一読いただけましたら幸いです。
現地取材
この日、僕は会場に入って取材をさせてもらった。
最強戦ファイナルの取材に行くのは昨年に引き続き2度目である。
現地に行く最大のメリットは、選手本人の生の声を聞けることだ。
しかも、自分が聞きたいことも質問できる。
今回の取材ネタに関してはまた違った形で出す予定なので観戦記にはあまり使わなかったのだけど、いい話がたくさん聞けたと思う。
新井啓文という麻雀プロ
今回のB卓に関して言うと、井上プロにはごく最近、とある場で一度お会いしたことがあった。
また、三浦プロは6月の麻雀最強戦に出場する際に、オンラインではあるがインタビューをさせていただいている。
一方で、全くのファーストコンタクトだったのが堀江さんと新井啓文プロだ。
堀江さんに話を聞くのは正直身構えていたところがあったけど、非常に気さくに話をしてくださって、ありがたかった。
そして、新井プロは「ああ、この人は愛される人なんだろうな」と思った。
すごく腰が低く、愛嬌があって、人当たりが抜群にいい。
話を聞いても本当にいろいろなことを話してくれて、個人的には今回の取材を通じてファンになった、と言ってもいい。
新井プロは、僕がかつて仕事でお世話になった方にルックスが似ている。
仕事への姿勢については非常にリスペクトしているのだけど、人対人、という意味では正直苦手なところがある方だった。
新井プロは・・・真逆と言ってもいいかもしれない。
まあ、実際は非常に厳しい方なのかもしれないが。
多井隆晴最強位
ここからは、観戦記というより最強戦の振り返りを少し。
今年の最強位となったのは、多井隆晴プロだった。
昨年から本の制作などで度々接していた多井プロが最強位となられたことには、非常に感慨深いものがある。
最強を自ら名乗る人は少ないが、それを結果で証明するというのは本当にかっこいいことだ。
多井プロにも試合前後にいろいろなお話を聞いているのだが、そちらもまた何らかの形でお伝えしていくので、お楽しみに。
先達との出会い
麻雀最強戦が終わった後、関係者でささやかな一席が設けられていた。
そこに最高位戦のプロ(含むMリーガー)が何人か飛び入りで来ており、その中に鈴木聡一郎プロがいた。
鈴木聡一郎プロはこれまでにさまざまな観戦記を書かれてきた方であり、特にRTDの観戦記は、僕が麻雀の観戦記というものを知る直接のきっかけとなったものである。
言うなれば自分の先達であり、いつかは会いたいと思っていたのだけど、意外な形でそれが実現した。
しばらく時がたち、鈴木聡一郎プロと僕、そして近代麻雀の前編集長・星野さんの3人で、麻雀の原稿について語り合う時間があった。
いろいろな話を聞かせてもらったし、こちらも自分の考えを伝えた。
鈴木聡一郎プロの考えや思考は非常に参考になったし、星野さんの「ライターと共にマラソンをしていく」という姿勢が聞けたのも、非常によかったと思う。
思いがけず有意義な時間を過ごすことができ、一日を通して非常に収穫があった。
なお、観戦記を書き上げたのは翌朝6時だった。
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