1/14Mリーグ観戦記振り返り「ストーリー」
Mリーグ、1/14の第2回戦の観戦記を担当しました。
試合を振り返る際の一助にしていただけましたら幸いです。
当初の予定
実は、この試合に記事については水曜昼の段階である程度テーマを決めていた。
もしかしたら今後そのネタを使うかもしれないので詳細は伏せるが、おふざけ系の記事を書くつもりではいた。
そこに飛び込んできた、丸山選手の新型コロナウイルス陽性判定のニュース。
実際に試合時刻が近づくにつれ、おふざけはさすがに無理だろう、と思った。
触れるかどうか
この日の放送では、丸山選手の件について公式なアナウンスはなかったが、園田選手が試合後のコメントで触れていた。
ファンなら周知の事実だとは思うが、公式が触れない以上、観戦記で触れるのはどうか。
構成を考え、結果として冒頭で明記することを決断。
以前にも何度か書いているが、僕自身は観戦記にアーカイブとしての側面もあると考えている。
そうだった場合、やはりどこかでこの件は残しておく必要があるのではないかと思ったのだ。
1年・2年後に、この件が単なる思い出話・記録にすぎないものになっていることを強く願っている。
ストーリー
試合は園田選手が勝った。
最後の真っ向勝負には見ているこちらも胸を熱くしたし、それを観戦記のメインに据えることは試合後すぐに決まった。
そうして記事を書き始めていくと、これまで以上に観戦記の中に「自分」の存在がにじみ出ていることに気がつく。
観戦記ライターは基本的に黒子であり、あまり自身の考えを述べる、代弁者になる、あるいは勝手にストーリーを作ることはどうかという思いがある。
でも、今回は勘弁してほしい。
そして「仲間のために」というストーリーで記事を書いた。
きっと、そういう思いは選手の中にもあったと思う。
また、僕が勝手に代弁させていただいた思いも、多くの方に共感していただけたと思っている。
ある意味、これは書き手の職権乱用なのかもしれないけど。
締め方
今回の記事を書く際、僕はドリブンズのLIVE配信映像をしばらく見ていた。
園田選手が勝った後、丸山選手がコメントをしていたらしく、それに村上選手が気づく。
そして、カメラがたろう選手の描いた丸山選手のイラストに寄る。
その瞬間、あの締めを思いついた。
カメラマンの方とは実は少し面識があるのだけど、あえてこの場を借りてお礼を申し上げたい。
あの映像があったおかげで、ちょっとクサいとは思うが、キレイな終わり方になりました。
新型コロナウイルスが憎い
Twitterでも書いたのだけど、もともとこの日は僕の好きなバンド「COALTAR OF THE DEEPERS」のライヴが行われるはずであり、僕は火曜日担当の危険な鬼太郎さんと担当を交代していただく予定だった。
それが緊急事態宣言によって延期に。
また、1/20に行われる予定だったこちらも好きなバンド「特撮」のライヴも延期になった。
本当に煩わしいことばかりだ。
ただ、ストレスをためたところでいいことなど何もない。
現状に適応していきつつ、一刻も早く状況が改善されることを願うばかりである。
打首獄門同好会が小見出しのタイトルの曲を歌っていたけど、ほんとそうだよ。
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