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12/12麻雀最強戦観戦記振り返り「選択」
麻雀最強戦、12/12に行われたファイナル1stStage A卓の観戦記を担当しました。
一発勝負のファイナル、熱い戦いの振り返りにお読みいただけましたら幸いです。
本田朋広と黒沢咲、両者の運命を分けた選択 麻雀最強戦2020「ファイナル1st」観戦記【A卓】
— キンマweb@竹書房公式 - 麻雀情報サイト (@kinmaweb) December 12, 2020
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フォーカス
麻雀最強戦は「勝つか負けるか」の一発勝負。
故に、記事を書くときは基本的に勝った選手にフォーカスするようにしている。
今回で言えば、勝ったのは本田プロ、そして堀江貴文さんだった。
ただ、この試合で最も印象的だったのは、やはり黒沢プロ。
手が入りながらも裏目を引き続けた苦しい戦い、そして本田プロとの明暗を分けた選択には触れざるを得なかった。
勝ち筋が見えている戦いで負けるほど、悔しいものはない。
本人の心境たるや、いかばかりか。
堀江さんの我慢
2位抜けの堀江さんだが、一戦勝ち上がりなら勝負に出たくなるようなところを徹底的に我慢していたのが印象的だった。
勝負して勝利を掴みにいくのではなく、勝負しないことで勝利を引き寄せる。
その打ち回しは、ちょっとアマチュア離れしていたと思う。
聞けば、麻雀最強戦に出るにあたり、トッププロとひたすら打って備えていたとのこと。
このレベルの人が本気になって麻雀に取り組めば、相応のことはできるものなのかな、と思った。
本田プロの勢い
本田プロとしては、ハネ満テンパイからの放銃などがありながら、それでも数々のアガリをものにして勝ちきった。
入るべきときに手が入るのは運かもしれないが、それをきっちり仕上げきるのは自らの実力。
西と2mのシャンポンリーチを決めた局面などは、本田プロがここまで勝ち上がってきた理由が分かった気がした。
一発勝負は面白い
麻雀最強戦の記事を書いていて改めて思うのは、一発勝負の面白さだ。
負けたら終わり、という試合については自分も先日体験しているのだけど、やはり緊張感が段違いだ。
手が入る、入らないはあるにせよ、そこで最善を尽くす様は本当に美しいと思う。
黒沢選手が必死で形式テンパイを取りにいく姿など、そうそうお目にかかれるものではないだろう。
やはり、麻雀最強戦は魅力的なコンテンツなのだ。