3/1Mリーグ観戦記振り返り「クレバー」
Mリーグ・3/1の第1回戦について観戦記を書きました。
試合の振り返りなどにお役立ていただければと思います。
勝又選手について
個人的な意見ではあるが、勝又選手が3/1終了時点で10回もラスを食っているというのは意外である。
非常にクレバーで、Mリーガーの中でも状況判断が長けている打ち手だと思っているからだ。
昨シーズンから「押すべき手で押して捕まる」という場面をよく見ている印象があるのだけど、それが原因なのだろうか。
とは言え、やはり非常に強い打ち手だと思うし、第1回戦はそれが感じられる試合だったと思う。
勝利の意味
EX風林火山は、今シーズンで敗れたならば選手の入れ替えをすると明言しているチームだ。
「敗れる」とは、最終順位を4位以下で終えることを指している。(※4位時のみ独自の計算で入れ替えを決定)
Mリーグのレギュレーションで定められた『2020シーズンから起算して、閉幕時に2シーズン連続で4位以内に入れなかったチームは、その翌シーズンにおいて最低1名の入れ替え、または追加によってチーム編成を変更』とは違う、独自の取り決めである。
覚悟を持ち、背水の陣で臨んだ今シーズンだが、現状も決して安泰とは言えない。
だからこそ、この試合での勝又選手の勝利には意味がある。
次戦はラスを引いてしまったものの、レギュラーシーズン突破を考えれば、ポイントをある程度維持して1節を消化できるのは大きい。
より、セミファイナル進出に向けて前進したと考えられるからだ。
残り6戦
とは言え、このままではファイナル進出に向けて五分五分の戦いを強いられることになる。
残り6戦、EX風林火山としてはできる限りポイントを持ってセミファイナルに進みたいところだが、かといって大振りになって負けては元も子もない。
生き残りをかけた他チームの戦いも含め、この先の展開は全く読めないが、クレバーな彼らはきっとあらゆる構想を描いているのだろう。
果たしてEX風林火山は、混沌のMリーグを生き残ることができるのだろうか。
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