3/14麻雀最強戦観戦記振り返り「レジェンド」
麻雀最強戦・3/14に行われた「因縁の血闘」A卓の観戦記を書きました。
今年も始まった麻雀最強戦の激闘を振り返る際に、ご一読いただけましら幸いです。
追撃
東場は比較的小さい点数の動きが多かった中で、朝倉プロの倍満ツモは強烈だった。
しかし、試合の見どころを書くとするならばやはり、その後のレジェンド2人の追撃だろう。
実際、朝倉選手はオーラスを前に、敗退となる3着目に落とされている。
というわけで、今回の観戦記は朝倉プロの倍満をいわば「フリ」として、その後の戦いを書く構成にした。
メインは朝倉プロだが、ある意味ではレジェンド2人もメインと言える記事だ。
セオリーの逆
新津プロの麻雀も、興味深いところは多かった。
ただ、やはりこの試合で目を引いたのは、井出プロの麻雀だった。
終盤とは言え3メンチャンをヤミテンに構えた場面。
親番で先制リャンメンをリーチせず、500オールをツモアガった場面。
そして、変則3メンチャンをヤミテンに構えてからのツモ切りリーチ。
ある意味、現代麻雀のセオリーと呼ばれるようなものに逆行しているところもあったかもしれない。
しかしそれが、他者の読みを狂わせることにつながるのかな、とも思った。
井出プロ
余談だが、僕は2月に参加したμの月例会で、引退宣言をした直後の井出プロと同卓している。
ちょうど対面で、「おお、レジェンドが目の前にいる」と感激したものだ。
また、昨年の最強戦からそうなのだけど、対局したトッププロたちが「井出プロと打てて良かった」というコメントを残している。
そんな方がモニターの中で面白い麻雀を打ち、勝ち上がった。
もちろん誰かをひいきしているわけではないのだけど、個人的には井出プロが勝ったことをうれしく思ったのは事実だ。
「封印を解いた」なんて言われていたけれど、ぜひファイナルでも、現役トップクラスが一目を置く井出洋介の麻雀を存分に見せつけてほしい。
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