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元旦那(クズダン)との結婚の決め手(病院事件その①




結婚の決め手となった事件


以前、クズダンとの結婚の決め手が私が体調を崩し何日間も高熱が続き、モロッコの病院になんて意地でも行きたくなかったので、拒む私に涙ながらに「君が居なかったら生きていけない、おぶってでも、病院に連れて行く」と
懇願されたので仕方なく病院に行くことに。
まず、なぜ私がここまで病院を拒んでいたのかというのは、モロッコの公立病院は基本無料、だけど無料だけあって、常に混んでいるし、不衛生。
フツーに病室のベッドで猫が寝てたりする。ほっこりするよねぇ😌
でも衛生的にはどうなのよ!?って感じ、イメージ湧いたでしょうか?
一方、私立病院はそれなりに高いし、いづれにせよ待たされるし、当時の記憶は曖昧だけど、一般的には皆んなまず公立病院に行くのが主流だったし、クズダンがお金の心配をした事も大きいと思われる。
そしておぶっていくと豪語してたけど、坂道だし、一応歩けたし、病院まで歩いて行った。近かったけどタクシーがつかまらなかったのもある。

病院に着くと病院はほぼ機能していなかった


それには理由があって、ちょうど私達が病院に着いた時間はタイミングが悪く、ラマダン時期の日が沈む「フトール」前の時間。
イスラム教徒はラマダン時、断食をするので、日が沈んで初めて食べる「朝食がフトール」というのでこの時間帯は皆んな一斉に家に帰り、日が沈む瞬間を待って、食事を始めるのだ。
当然、病院にも何人も待っているけど、フトールの時間帯なのか、ドクター看護師らしき人は全く見当たらない。

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