ユーザーデータグラムプロトコル(UDP)は、相互接続されたコンピュータネットワーク環境において、パケットスイッチ型コンピュータ通信のデータグラムモードを利用可能にするために定義されている。このプロトコルは下層プロトコルとして Internet Protocol (IP) [1] が使用されていることを前提としている。
このプロトコルは、アプリケーションプログラムが最小限のプロトコルメカニズムによって別のプログラムにメッセージを送信する手段を提供する。このプロトコルはトランザクション指向である。配送も重複の防止も保証されない。順序付けされた信頼できるストリーム通信を必要とするアプリケーションは、Transmission Control Protocol (TCP) [2] を使用するべきである。