完成時には、高さ366フィート(112メートル)、最も広いところで幅516フィート(157メートル)になる[24]。18,600人分の座席があり[62][58]、全席で高速インターネットに接続できる。 [63]会場の座席のうち10,000席には触覚技術が取り入れられている[62]。座席は球体全体を包み込むのではなく、内部の約3分の2をカバーし、残りをステージが占めている[64]。3階から5階にかけて、合計23のスイートルームが含まれる[52]。
スフィアの内部には、16万平方フィート(15,000平方メートル)の16K解像度のラップアラウンドLEDスクリーンが設置される[65][62]。これは、世界最大かつ最高解像度のLEDスクリーンとなる[45]。会場の外観には、58万平方フィート(54,000平方メートル)のプログラム可能な照明が設置される[10][66]。 [4]スフィアは、ホロプロットのX1スピーカー・モジュールに基づく空間オーディオ・システムを特徴とする予定であり、ビームフォーミングと波動場合成技術を使用し、それぞれ96個のドライバを備えている[67][68]。サウンド・システムは、LEDパネルの背後に設置される1,600個のX1スピーカーと、300個のモバイル・モジュールで構成され、合計167,000個のスピーカー・ドライバで構成される[69][70][71]。
アリーナは、他のエンターテイメント・イベントに加えて、主にアワード・ショーやコンサートを開催する[72]。バスケットボールやアイスホッケーなどのスポーツのための伝統的なアリーナのレイアウトに合わせて設計されてはいないが、ボクシングや総合格闘技などのリング・スポーツ・イベント[73][64]やesportsトーナメントを開催することができる[52]。
また、スフィアとベネチアンを結ぶ1,000フィート(300m)の歩道橋[9]と、スフィアとベネチアンを結ぶ新しいラスベガス・モノレールの駅の建設が計画されている[20][74][75]。