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☕実践J2EEシステムデザイン スピンアウト前のspring

Roderick "Rod" Johnson(ロデリック・"ロッド"・ジョンソン)は、オーストラリアのコンピュータスペシャリストで、Springフレームワークを生み出し、SpringSourceを共同設立した[1] 。 2009年にVMwareに買収されるまでCEOを務めた[2]。 2011年にはNeo4jの取締役会長に就任した。JavaOne 2012では、Typesafe Inc. Companyの取締役会の役員に就任した[3]。 2016年にはAtomistを設立した

Spring発祥の本として一時期は一万円を誇っていたこの本も、2024年いまや中古で800円くらい、なにがあったSpring界隈

『ロッドさんの実践J2EEシステムデザイン』は、Java 2 Enterprise Edition (J2EE) のシステムデザインに関する実践的なガイドを提供する書籍です。著者であるロッドさん(Rod Johnson)は、J2EEを用いたエンタープライズアプリケーションの設計や実装に関する知識と経験を豊富に持つエキスパートです。

この本の特徴的なポイントは、以下の通りです:

  1. 実践的なアプローチ: 本書は理論だけではなく、実際の現場で役立つノウハウやベストプラクティスを豊富に紹介しています。現場で直面する問題や課題に対してどのように解決策を導くかについて詳しく解説しています。

  2. J2EEアーキテクチャの理解: J2EEのアーキテクチャ全体を俯瞰し、その各コンポーネント(EJB、JSP、サーブレットなど)がどのように連携して大規模なシステムを構築するかを説明します。

  3. デザインパターンの応用: ソフトウェア設計のデザインパターンをJ2EEアプリケーションにどのように適用するかについても述べられており、システムの拡張性や保守性を高めるための手法が紹介されています。

  4. 性能とスケーラビリティ: エンタープライズシステムでは性能とスケーラビリティが重要です。本書では、システムの負荷に対応するためのチューニングやスケーラビリティの確保についても詳しく説明されています。

  5. 実例ベースの解説: 理論的な説明に加えて、具体的なサンプルコードやシナリオを用いた実践的なアプローチを提供しているため、実際の開発現場での問題解決に役立ちます。

ロッドさんのこの書籍は、J2EEを使用している開発者やアーキテクトにとって、エンタープライズシステムを設計・構築するための非常に有用なリソースとなります。また、彼はその後、Springフレームワークの創設者としても知られており、J2EEの代替としての軽量なエンタープライズアプリケーション開発の方法論を提案しています。


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