💎プラグインやアドオンの開発に定石はあるか?


  1. ウェブブラウザ:

    • Google Chrome: Chrome拡張

    • Firefox: WebExtensions

    • Edge:Microsoft Edge Add-ons

  2. IDE(統合開発環境):

  3. ゲームエンジン:

    • Unity: Cinemachine, ProBuilder, TextMeshPro

    • Unreal Engine: Advanced Locomotion System, Auto Terrain Cover, Brushify

  4. グラフィックデザインソフトウェア:

    • Adobe Photoshop: Portraiture, Nik Collection, ParticleShop

    • Adobe Illustrator: VectorScribe, CADtools, Astute Graphics Plugins Bundle

  5. 音楽制作ソフトウェア:

    • Ableton Live: Serum, Spire, Omnisphere

    • FL Studio: Nexus, Sylenth1, FabFilter Pro Bundle

  6. コンテンツ管理システム(CMS):

    • WordPress: Yoast SEO, WooCommerce, Elementor

    • Joomla: JCE Editor, RSForm! Pro, Akeeba Backup

Chrome拡張

  1. ディレクトリとファイルの作成: まず、拡張機能のためのディレクトリを作成し、必要なファイルを作成します。

    • manifest.json: これは拡張機能のメタデータを含むファイルです。拡張機能の名前、バージョン、アイコン、権限、バックグラウンドスクリプト、コンテンツスクリプト、ポップアップなどの情報をこのファイルに定義します。

    • popup.html: ポップアップのUIを定義するHTMLファイル。必要に応じてCSSやJavaScriptもこのファイルにリンクする。

    • popup.js: ポップアップのロジックを定義するJavaScriptファイル。

    • background.js: バックグラウンドのロジックを定義するJavaScriptファイル。

    • content.js: コンテンツスクリプトのロジックを定義するJavaScriptファイル。

    • icon.png: 拡張機能のアイコン。このアイコンは、Chromeの拡張機能ページやアドレスバーに表示されます。

  2. manifest.jsonの作成: manifest.jsonファイルは、拡張機能の設定を含む重要なファイルです。以下は、manifest.jsonファイルの基本的な構造です。

{
  "manifest_version": 2,
  "name": "My Extension",
  "version": "1.0",
  "description": "My Chrome extension",
  "icons": {
    "128": "icon.png"
  },
  "permissions": [
    "activeTab"
  ],
  "browser_action": {
    "default_icon": "icon.png",
    "default_popup": "popup.html"
  },
  "background": {
    "scripts": ["background.js"],
    "persistent": false
  },
  "content_scripts": [
    {
      "matches": ["<all_urls>"],
      "js": ["content.js"]
    }
  ]
}
  1. HTML, CSS, JavaScriptの作成: popup.html, popup.js, background.js, content.jsファイルを作成し、拡張機能のロジックを定義します。

  2. 拡張機能のテスト: Chromeブラウザで拡張機能をテストします。chrome://extensions/にアクセスし、デベロッパーモードをオンにし、パッケージ化されていない拡張機能を読み込むをクリックして、作成した拡張機能のディレクトリを選択します。

  3. 拡張機能の公開: テストが完了したら、拡張機能を公開することができます。拡張機能を公開するには、Chrome Web Storeにアカウントを作成し、拡張機能をアップロードして公開します。

Microsoft Edgeでも拡張機能を利用することができます。実際、新しいMicrosoft EdgeはChromiumベースなので、Google Chromeの拡張機能をほぼそのまま使うことができます。

Microsoft Edgeの拡張機能は、Microsoft Edge Add-onsサイトからインストールすることができます。また、Microsoft Edgeの設定から、Google ChromeのWebストアからも拡張機能をインストールすることができます。

開発者としてMicrosoft Edgeの拡張機能を開発する場合、基本的にはGoogle Chromeの拡張機能の開発と同じ手順になります。

Firefox WebExtension

Firefoxの拡張機能は、主にHTML、CSS、JavaScriptを使って開発されます。Firefoxでは、これらの拡張機能を "WebExtensions" と呼びます。以下は、基本的なFirefox拡張機能の開発手順です。

  1. ディレクトリとファイルの作成: まず、拡張機能のためのディレクトリを作成し、必要なファイルを作成します。

    • manifest.json: これは拡張機能のメタデータを含むファイルです。拡張機能の名前、バージョン、アイコン、権限、バックグラウンドスクリプト、コンテンツスクリプト、ポップアップなどの情報をこのファイルに定義します。

    • popup.html: ポップアップのUIを定義するHTMLファイル。必要に応じてCSSやJavaScriptもこのファイルにリンクする。

    • popup.js: ポップアップのロジックを定義するJavaScriptファイル。

    • background.js: バックグラウンドのロジックを定義するJavaScriptファイル。

    • content.js: コンテンツスクリプトのロジックを定義するJavaScriptファイル。

    • icon.png: 拡張機能のアイコン。このアイコンは、Firefoxのアドオンマネージャーやツールバーに表示されます。

  2. manifest.jsonの作成: manifest.jsonファイルは、拡張機能の設定を含む重要なファイルです。以下は、manifest.jsonファイルの基本的な構造です。

{
  "manifest_version": 2,
  "name": "My Extension",
  "version": "1.0",
  "description": "My Firefox extension",
  "icons": {
    "48": "icon.png"
  },
  "permissions": [
    "activeTab"
  ],
  "browser_action": {
    "default_icon": "icon.png",
    "default_popup": "popup.html"
  },
  "background": {
    "scripts": ["background.js"]
  },
  "content_scripts": [
    {
      "matches": ["<all_urls>"],
      "js": ["content.js"]
    }
  ]
}

HTML, CSS, JavaScriptの作成: popup.html, popup.js, background.js, content.jsファイルを作成し、拡張機能のロジックを定義します。

  1. 拡張機能のテスト: Firefoxブラウザで拡張機能をテストします。about:debuggingにアクセスし、このFirefoxタブを選択し、「一時的なアドオンを読み込む…」をクリックして、作成した拡張機能のmanifest.jsonファイルを選択します。

  2. 拡張機能の公開: テストが完了したら、拡張機能を公開することができます。拡張機能を公開するには、Mozilla Add-onsサイトにアカウントを作成し、拡張機能をアップロードして公開します。


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