memento森 10th anniversary one-man LIVE に寄せて 1

どうやらmemento森というバンドが十周年を迎えるらしい。

Vo.のMiya-z が結成から今までを毎日の様にずっと振り返ってるのを、時に鼻くそほじりながら、時にけつを拭きながら読んでいてふと思った。

『この人なんか恐くない?』

さっきまで(勝手に)楽しく酔っていた人間が急に(勝手に)眠りにつき、アクシデントから起こった事故に対し犯人を探し、勘違いのままにワインの瓶を投げつける。何年前のバンドマンだ。そういう側面が無い訳でもないのは事実(なの)だ(ろう)が、でもこの人が愛される理由、はたまたこのバンドが十年という時間を幾度ものメンバーチェンジを乗り越えて尚愛される存在である理由がちゃんと存在するのです。そこは本人達よりも近くで見ていた人の話のほうがおもしろそうじゃん。もっと深く詳しく近くで見てきた人がたくさんいるのだが、あくまで私個人『歌うアホウドリ』というバンドでVo.を務めていた私ロドリゲスちゃん視点で『私が見てきたmemento森』をまとめてみたいと思う。

出会ったのは2015年7月29日北堀江Club Vijionらしい。スケジュールを遡って愕然とした。四年しか知らんわ。書くことないわ恥ずかしいわ。まぁいいやもう書き始めたし。

この日のメンツがこちらでござる

ALL ITEM 10 TIMES / 川崎レオン / GRIKO (アコースティック) / 歌うアホウドリ(アコースティック) / ワダアツシ(ヲトノ羽) 

お気づきの方もいると思うがなんとも数奇な運命の下に出会ってしまったのです。All ITEM 10 TIMESというバンドはmemento森の宮地さんがギターボーカルを務めているバンドです。そしてワダアツシ。宮地さんが毎日更新している自叙伝ではまだ当分登場しないであろう男ワダアツシの登場の早いこと。この日はじめましての宮地さん。ちょろっと話した後、しばらく時間を空けてまた話しかけにいくと

「おまえのことロドリゲスって呼ぶわ。Rage Against The Machineの Bassにそっくりやから」

さて、wikipedia様から引用します

Rage Against The Machine

メンバー
ザック・デ・ラ・ロッチャ(Zack de la Rocha, 1970年1月12日 - )(ヴォーカル)
トム・モレロ(Tom Morello, 1964年5月30日 - )(ギター)
ティム・コマーフォード(Tim Commerford, 1968年2月26日 - )(ベース)
ブラッド・ウィルク(Brad Wilk, 1968年9月5日 - )(ドラムス)

いやまじで何言ってんのこの人。これが第一印象。

ワダアツシとはこの時色々話した。あぁ素敵な人だなと言うのが第一印象。ギターも歌もすこぶるうまかった。久しぶりに震えた。なんていうか真摯。

帰り際酔っぱらった軽く宮地様に挨拶をして、ワダアツシ様を探すとバーカウンターの中でマスターとして勝手に酒作って飲んでいた。ライブハウスがどうあるべきかとライブハウス店員に説教していた。大阪怖い。店長声ガラガラで何言うてるかわからへん。帰ろう。

大阪からの帰りの車中酔っぱらった私はメンバーに気持ちを吐露することになる。『おれは宮地さんと仲良くなれる気がしない』疲れからなのか、みんながそう思ったのか今となってはわからないが、無言でうなずくメンバー。さらば宮地永遠に。しかし再会は割とすぐに訪れる。

長いと読みづらそうなのでこの二日間ポンポンと更新していこうかなと思います。





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