見出し画像

失敗した就活の話 #2


今回はなぜ商社とコンサルを目指したか。


そしてなぜその両方の業界にいけなかったのかについてお話しします。



1、商社に関して


まず商社に行こうと思った理由は、英語が必須だと思ったからです。


#1でもお話しした通り 、私の誇れる武器は英語です。

ぺらぺらではないですが、TOEICのスコアだけなら自信がありました。そして、英語を使った仕事がしたいと強く思っていたのです。


そのため、海外を飛び回る商社の仕事は理想だと思っていました。


そして何より規模が大きく、総合商社であればジャンルが限定されないため、いろんな経験を積めると考えました。


ですが、就活中に痛感したことですが、商社で最も評価されるのはコミュ力です。


どんなに能力があっても、才能があっても、面接官が向いてないと思えば通りません。

もちろん、足切りのある筆記試験などで少なくとも勉強ができることを示していれば、面接官も気には止めるでしょう。


しかし、その程度では人柄の差は埋められません。誰にでも明るく楽しそうにぐいぐいと話に行けてその場のノリで話せる人間と、消極的でその場のノリに臨機応変に対応できない人間では合格率が違います。


よく言われるのが、商社は仕事に違いがほとんどないため、人で選んだ方がいい、人を志望理由にした方がいいということ。


それは逆に言えば、採用する側も志望する人を人で選んでいるということ。

商社に体育会系が多いのもそういう理由です。


そして、コミュ障の私は向いてませんでした。


ある商社では、ポルノグラフィティの歌マネができますと言ったら一次は通りましたが、そのチャラい雰囲気が苦手で二次面接には行きませんでした。


一方別の商社では、ここじゃないとだめなんです(本当に第一志望だった)と率直に伝えると、こっそり電話番号とアドレスを教えてもらえてそのあとの面接をサポートしてもらえました。(人事面接で落ちましたが)


商社に行きたい人にお勧めするのは、積極的にその商社の人に絡みに行って、いろんなイベントでその人や同じ会社の人に声をかけてまず覚えてもらうこと。その際に何か特徴付けられるものが有ればなおよし。


そして、面接の際には"自分の希望通りの仕事でない場合はどうするか"に答えられるようにして(私は仕事は自分で楽しくするものだと思っているし、希望通りでなくても、いずれ希望の職についたときに役に立つことがあるはずだと考えていたのでその通りに述べた)、必ず人を楽しませられる武器(必ずしも卓越する必要はない、すぐに何かの絵が書けるとか、歌えるとか、一芸身を助く的なもの)を一つ習得しておくことをすすめる。


2、コンサルについて

ここではコンサルといっても基本的には外資系であることを先に述べておく。


というのも、やはり英語を使いたかったので海外と取引があったり、そもそも外国人が在籍している外資系が理想だったから。


さらに言えば、私の記事を見て貰えば分かるように、考えることそのものが好きだったので、頭を捻って策を見出すコンサルにすごく興味があった。


ただしかし、コンサルは前年の夏からインターンがあり、冬の段階でほとんどのインターンが終わっていた。

そしてそのインターンを経験しているか否かの差は大きかった。


また、コンサルならではのMECEやフレームワーク、フェルミ推定など勉強して望まなければならないことが多かった。


努力の苦手な私にとっては難易度が高いものだった。


ただ、大手外資系コンサルの一次試験、しかも最も苦手としていたグループディスカッションで試験官にベタ褒めされ、2次面接に進めたのはいい思い出である。


コンサルを目指す上で最も必要なのは商社とは対照的に非常に磨かれた思考である。


そしてそれは経験によって育まれる。そのため、コンサルを目指すのであれば、まず勉強を始めること。そして、インターンに参加すること。人から技術を盗むこと。



最後に、


何より自分のやりたいことを曲げないことが結局一番大事なこと。


私は塾講師のバイトを始める前、ピザ屋やファミレス、カラオケなどの面接を受けたが、その全てで

あなたは英語の話をしてる時が一番生き生きしてる

店によっては、こちらに興味がないのが丸わかり。英語講師が天職。

などと言われた。そして採用されなかった。


それでもそれを"今"仕事にするのは諦めた。

もちろん金銭的な事情もあるが、何よりそれしかできない人間にはなりたくなかった。


夢は諦めないほうがいい。でも夢を大きくする道もある。


ちなみに、

一番最初に参加したコンサル会社ではグループディスカッションが全くできずに落ちたが、その会社は私の就活が終わる前に経営破綻した。

そういうこともあるので、会社の経営状態や方向性は四季報などで必ず確認しよう。



業界地図もお忘れなく。





いいなと思ったら応援しよう!

ろでぃ@未来を創り始めた考える人
ここまで読んでいただきありがとうございます! あなたのシェア/コメント、なによりも"スキ💖"をお待ちしております😊 気に入った記事をオススメしていただけたら、オススメ返ししに行きます! あなたの応援を励みに頑張って発信していきます!