熊本・天草に行ってきて
どうも10月は土日問わず働いていたおとじゃです。釣りは少しだけ行っていましたが、読みを外すことが多くて釣果が奮わず…
という悪循環でした。じゃあほかになんか書くことあるだろ?って自問自答してましたが、まあノウハウ系は気が向いたときに一気に書くのがいいね…筆が進まない。
あとあらためて自分は仕事人間なんだなと。仕事ありきで趣味があるということを再認識しました。
そんな10月、見るに見かねた上司から休暇取得指令が出たので、家族サービスとして以前から行きたかった天草に行ってきました。
熊本〜天草移動
飛行機で熊本へ。そこから特別列車の「A列車」で三角駅まで。その後は海路で目的の離島へ。
途中の車窓からは有明海が。見渡す限りの干潟。写ってないですが、はるか遠くにウェーダー姿で釣りをする人が。
調べたところ最大干満差5メートルを超えるらしく、2メートルちょっとの東京湾奥とは状況が違いすぎる…
え?もちろん家族サービスとて釣りはしますよ。もちろんです。
天草釣り開始
1日目の宿で温泉、美味い料理を堪能したら即就寝。翌日夜明け前からいそいそと起き出して、目をつけていた漁港へ。
干潮潮止まりなので、さすがにライトゲーム成立するだろうと思ったら
大!激!流!
そんな…
豪雨後の旧江戸川くらい流れています。こんなんじゃライトゲームは成立しないので、5グラムぐらいのジグヘッドを堤防の際にねじ込んでネチネチやる作戦に。
すると
やっぱり釣れましたか。
とりあえずの釣果にひと安心。この手のメソッドはどこでも有効なことが証明できてよかった。ライトゲームにとっての生命線ですからね。
この後は上げてきて更に激流。港の中も2枚潮みたいになり終了。
地元アジンガーに話を聞くと、流れの淀みや潮位変動の隙を突いて釣るメソッドのようです。そりゃそうだわ。
滞在2日目
この日も元気に家族サービス。天草の観光資源を堪能します。
釣りのときはイルカは見たくないですが、イルカウォッチングでのイルカは格別。天草の海に映えるイルカ。
ミナミバンドウイルカらしいです。
観光の後にこの日の宿へ。
この日の宿はグランピング施設、そして海が目の前。ということは…釣りがたくさんできる!
わけもなく、家族サービスのあとも家族サービス。
ちょうど潮位も低く釣りができそうになかったので、BBQに精を出します。
子供達を寝かしつけていざナイトゲームへ。
てか、本当に1時間前まで立派な陸地だったのに完全に海の底です。潮位変動がホントに激しい…
事前に宿の担当者に「何か釣れますか?」と聞くと、「ガシラしか釣れへんよ」と。
いいんだよ、俺はガシラが釣りたいんだ。
流れの淀みと潮位が低い時に確認していたシモリが重なるポイントへ移動。
5グラムのジグヘッドでスタート。
1投目で即アタリが!
やはり上げ潮と共に魚も入ってきている。そしてボトムも明確に取れる。
ただ明かりがないからなのか、まだ魚から距離がある感じ。
2投目もアタリは出るものの、上手く乗らない。
うーん、どうしたものか。
ワームを変えるか、カラーローテか、ジグヘッドを変えるか…
で、迷った挙句ジグヘッドを2グラムへ。
流しつつシモリの少し上を漂わして食わせるアプローチへ変更。地形はさっきわかっていたので、あとは2グラムでボトムがとれるか…
…
…
取れた!
少しリフトして、ラインを流れに当てる…
と、突然の反転バイト!
バイトの出方からガシラではないな…と、簡単にはいかない相手だと判断。
じっくり相手をすることに。でもシモリに入られると切られるので、ラインを出されたら巻いての繰り返しで弱らせる。
すると読みより早めに浮いてきてくれたので、宿の人にタモの代わりになるものをお願いする。
宿の人が虫取り網を持ってきてくれた。
上がってきたのは30後半のシマイサキ。まさかこんなのがかかるとは。
ヒラセイゴかチヌかなと思っていたけど、やっぱり天草、想像を簡単に超えてきますね。
宿の人も「こんなん釣れるとですか、ここ!すごいっ!」なんて、自分以上に興奮してました。
いい釣りができたかな(笑)
夜も遅い時間だし、自分かいると宿の人が休めなさそうなので、この日はこれで終了。
最終日
チェックアウトの準備をしてからのわずかな時間、猛烈な上げ潮の中で最後の釣りです。
2日ともワームで釣ってるので、ハードルアーで釣りたいところ…
ですが、プラグはことごとく流れに邪魔させて上手く流せない。
もう仕方なくバイブを投入します。
インクスレーベルのゴッツンバイブタイニーでボトムを叩きながらのリトリーブ…
即、カサゴが釣れました。魚影濃すぎだろ…
狙った通りの結果で満足です。
子供がやりたいというので、フッキングまでしてあげて、抜き上げまでは子供にやらせるというやり方で3匹ほど釣ったところでタイムアップ。
天草の感想
潮位変動の激しさ、流速の速さからライトゲームには向かないと思いがちだけど、ちゃんと組み立てればそんなことはなく、豊かな海が応えてくれる環境だと思いました。
あと、チヌがすごい。今度はここでチニングしたいですね。