2024年11月16日シーバス
この日は以前から行きたいと思っていた、けどなかなか足が向かなかったシーバス釣行です。
3年くらい前から秋のコノシロパターンは準備していましたが、なかなかタイミング合わずでした。
今年はインクスレーベルの長尺ベイトロッド「ガリンペイロティラドール911MH」を購入したので、何が何でも釣りたくなった次第です。
こいつはとても優秀なロッドです。堤防、磯、サーフの遠投が必要な場面でピカイチの活躍をしてくれます。詳しいインプレはそのうち。
この長尺かついでコノシロが溜まってるサーフへ行ってきました。
到着すると少し遠目にコノシロがいるのが見えます。場所によって濃淡がある模様。投げるとリトリーブすらままならないところがあったり、スカスカなところがあったり。
ただシーバスのボイルは見えないし、コノシロも落ち着いているので、ここにはいないと判断。
細かに投げて確認、投げて確認のランガンを繰り返して小移動をしていきます。
そうしてると、釣り友さんが近くのポイントにいることが判明、情報を交換し合うと、やはり同じような状況とのこと。釣れたら連絡しましょうと行って、再び探索へ。
30分くらいした後に、先ほどの釣り友さんから「釣れたよ!」という魚の画像が。
場所はここから歩いて15分くらいのところ、おそらく到着後すぐ潮の動きからプチ時合が始まるだろうと予測。早足で移動します。
到着すると2本目を釣っている釣り友さん。これはもう始まったか?と、挨拶後すぐ並んで釣りをはじめます。
手始めにガボッツ150で表層を流す〜
ダメだ、全然あってねぇ…
表層にコノシロがいすぎるせいで、ラインとルアーに魚が当たりすぎる。ちゃんとリトリーブできてない。
よく見るとシーバスのボイルも水柱は上に飛んでいる。ということはシーバス自体はコノシロと同じレンジではなくて、一枚下にいるな…?と予測。
モンスターウェイクに変更。流れに当ててリップに水を噛ませレンジを入れるやり方に。
オープンなポイントながらシャローなので、流れはそこそこ。うまいことレンジが入ってルアーはコノシロの下に到達した途端、ドン!と
食い上げの感じでひったくっていったアタリ。サイズは60そこそこだけど、明らかにコノシロ食っててでっぷり太ってる個体。
ガリンペイロティラドール入魂です(コノシロはノーカウント)
しっかり水に馴染ませたあと、リリース。
モンスターウェイク、表層系かと思ったら結構レンジ入るのね。これならサカナフックが良さそう。
同じ場所まで戻り、追加を狙います。
さらに活性高くなったのか、ボイルがあちこちに。
ボイルをオーバーするようにキャスト、ボイル地点でレンジが最大になるようなイメージでリトリーブ。
数投後…
フッと、ハンドルが軽くなりラインが撓む…
魚振があるのでコノシロ引っ掛けたか?と思った途端、ダーッと沖へ走る反転バイト。
多分向こう側から手前に食い上げた感じ。
一瞬で遅れたものの、ちゃんとフッキングしてるよう。ここはムリに巻かず魚との距離を保ちながら歩いて横移動。
場荒れとコノシロのヒレでラインブレイクが怖い。
ある程度離れたらエラ洗いをいなしつつ、ジリジリと浜へ引っ張ってくる。
途中、フロントフックが外れた感じだけど、波打ち際なのでそのまま抜き上げ。
コノシロ食いのナイスコンディションなシーバス。お前みたいなのを釣りたかったんよ。
思わずニヤけるハイシーズン個体でした。
リリース後、再び戻ると不思議とコノシロが薄くなりシーバスもどこかへ。
ホントにわずかな時合を捉えた釣りでした。
ガリンペイロティラドール、モンスターウェイクをウェーディングでも難なく飛ばせて、かつロッドが軽い。
デカいシーバスにも全然負けない。素晴らしいロッドです。
さて、あと何回行けるかなぁ。
最近の秋は短い。