2020J1第34節 横浜FCvs横浜F・マリノス@三ツ沢
屈辱的なACLの敗戦から2週間ほどが経ち、
我々は今季最後の試合、アウェイでの横浜ダービーに臨みました。
しかし…結果は1-3での敗戦。
セットプレーから2失点を喫するなど非常に厳しい試合となってしまいました。
個人的な感情を言うならば、最後くらいは勝ち試合のレビューを書きたかった!笑
しかし終わったことはしょうがないですもんね。いつも通り書いていきます。
「何ができて何ができていなかったのか」
それを最後の最後まで整理していきます。
というわけで構成は以下の通りです。
①苦戦の理由
②得点シーンに代表されるマリノスらしさ
③まとめ・考察
④これにて2020シーズン完結
では、始めます。
【Starting Lineup】
■横浜F・マリノス
◇リーグ戦は約1ヶ月ぶり
✔︎アウェイ川崎戦以来
◇基本システムは4-2-1-3
◇日本人選手のみ出場
✔︎外国籍選手はすでに母国へ帰国済み
■横浜FC
◇基本システムは4-4-2
◇前節からスタメン7人変更
◇前節から中2日
【苦戦の理由】
そもそもなぜ苦戦したのでしょうか。
これにはあらゆる要素が関係していますが、特に前半なかなか思うようにゲームを進められなかった最たる理由として、「斉藤光毅を捕まえられなかった」ことが挙げられます。
前提として、この試合の横浜FCは2トップを採用してきました。長身の一美とアジリティに秀でた斉藤と補完関係がばっちりのコンビ。
基本的な構造としては、一美が中央にどしんと構えつつ、斉藤がその周りを衛星のように自由に動き回るというものです。
では、どのようにマリノスの守備陣を撹乱していたのでしょうか。
ポイントは、ポジションチェンジによる撹乱です。
上図に示した通り、左SBの志知が高い位置を取ることで松原をピン留めし、左SHの齋藤功佑とのポジションチェンジによってダブルボランチの喜田・扇原の脇のスペースをフリーで占有していました。
このスペースからドリブルあり、パスあり、シュートありとやられ放題になってしまったのは、マリノスとしては厳しい展開でした。
【得点シーンに代表されるマリノスらしさ】
前述したとおり苦戦を強いられ、結果で見ても負けてしまったわけですが、悪いことばかりでもなかった試合でした。
質をもたらしてくれるブラジリアンがいない中でも、敵陣に入って以降の攻め方・ボールの動かし方はかなり良かったです。
例えば前半22分の得点シーン。
ボールサイドに密集を作ってスペースを消してくる横浜FCに対して、短い距離でパスを繋ぎ、ハーフスペースにフリーで顔を出した高野から大外の前田へと繋ぎ、最後はオナイウが押し込んだ形でした。
ポイントは、対面の右SH松浦のマークを外した高野の顔を出すタイミングと位置取りです。
これぞマリノスというような綺麗な崩しが久々に見れました。
その他にも、右ウイングに入った水沼宏太が何度も裏抜けの動きを見せたりと、選手たちはやれることを愚直に行なっていた印象で、この点は評価に値するのではないかと私は考えます。
【まとめ・考察】
試合の全体観の話をするならば、後半に先に点を取るべきでした。もしも追い付けていればそのままの勢いで逆転まで行けたかもしれません。
内容に目を向けるならば、紙一重の試合だったと私は思います。
特に後半立ち上がりからの猛攻は、見ている方としてもワクワクするものでした。
だからこそそこで決められなかったことが後に大きく響きました。思えば今季は要所要所で決めきれず、自分たちで難しくしてしまった試合をいくつも目にしてきました。
そうした意味で、この試合は今季を象徴するような試合だったのかもしれません。
【これにて2020シーズン完結】
これにて2020シーズンリーグ戦34試合のレビューは完結です。
いつも拙稿にお付き合いいただきありがとうございました。
実際にお会いした方に「いつも読んでるよ」というお言葉をいただいたのですが、それは非常に嬉しかったです。
また、レビュー投稿のツイートに毎回コメントをくださる方もおりまして、書いて良かったなとつくづく思う日々でした。
今年はこのマッチレビューだけでなく、様々な媒体を使ってサッカーのことを考え、発信する活動をしてきました。そうしたアウトプットの振り返りや取り組んでみての感想、また来季以降どうするか等も含めて、1本記事を書く予定です。
もし良かったらそちらにもお付き合いいただければ幸いです。
できれば年内には書き上げたいと考えています。笑
もちろんマリノスの2020シーズンを総括するシーズンレビューも書きますので、そちらもぜひ。
改めて、昨シーズンに引き続き今シーズンも私の記事を読んでくださってありがとうございました。
またお会いしましょう。
12/19 Sat. 14:00K.O. J1第34節 横浜FC3-1横浜F・マリノス
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