犬がたくさん水を飲む理由

愛犬が水をたくさん飲んでいても、「喉が渇いていたんだね」と思い、特に健康上の理由を疑うことはありません。
ただし急激に水を飲む量が増えた場合には、病気のサインが潜んでいる可能性があります。
今回は「犬がたくさん水を飲む理由」について書きました。

【もくじ】

・犬が1日に飲む水の量はどれくらい?
・犬の飲水量が増える理由
・考えられる病気
・まとめ

ではひとつずつ見ていきましょう!

【犬が1日に飲む水の量はどれくらい?】
犬の体重1㎏あたり40~60mlといわれています。
例えば3㎏のプードルなら1日120~180mlです。
ただしウェットフードや手づくり食をあげている場合はもう少し少ないです。
多飲の目安は体重1㎏あたり100ml以上の水分摂取です。
多飲の基準は1回ではなく長期的に100ml以上飲んでいる状態です。

【犬の飲水量が増える理由】
◆脱水症状
夏場に多いのが脱水症状による飲水量の増加です。
部屋の温度や湿度、外に長時間いた場合などに注意しましょう。
◆フードの変化による多飲
フードをウェットからドライに変えた場合、飲水量が増えます。
塩分高いものをあげた場合も増えます。
◆服薬による多飲
アトピーなどの治療に使われるステロイド剤の中には、多飲多尿を引き起こすものがあります。
薬を処方された場合はしっかり副作用を確認しましょう。
◆ストレスによる多飲
環境の変化によりストレスを感じている場合、水分の摂取量が増えることがあります。
中には飼い主の気を引く目的で水を欲しがる仕草をすることもあります。

【考えられる病気】
◆糖尿病
初期症状として多飲多尿が増えて、食欲があるのに体重が減ります。
◆慢性腎臓病
血液をろ過し、身体の老廃物を排出する腎臓の機能が低下してしまう病気です。
初期症状に多飲多尿が現れて症状が重くなるにつれて食欲不振や嘔吐、脱水などの症状が出ます。
◆クッシング症候群
コルチゾールというホルモンが過剰分泌されることで、健康に悪影響が出る病気です。
多飲多尿のほかにも、脱毛や皮膚の黒ずみが見られます。
◆子宮蓄膿症
細菌感染により、子宮内に膿(うみ)が溜まってしまう病気です。
多飲多尿以外に、食欲の低下、嘔吐、陰部から膿が出るなどが見られます。

【まとめ】
夏場の脱水症状や塩分の摂りすぎで、一時的に水分量が増えることはあるが、長期的に体重1㎏あたり100ml以上の飲水量が見られたら病気を疑う。
ただし、脱水症状以外にフードの変化やストレスでも飲水量に変化が見らえる。
病気が考えられるかもしれない場合は、早めに動物病院で検査する。

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このアカウントは元トリマーで登録販売者資格者でヒト向けに医薬品、サプリメント、化粧品を販売しているロコミナの開発者が「ヒト(飼い主)の健康がペット(愛犬・愛猫)の健康に繋がる」をテーマに発信しています。
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