犬の異常な抜け毛は病気!?
犬には春から夏にかけてと秋から冬にかけての年2回換毛期といって毛の生え変わる周期があります。
この時期に抜ける毛の量はトリマー泣かせと言えるほど永遠に毛が抜けます。(泣)しかし、この換毛期以外でも異常に毛が抜ける場合があります。
その場合にはいくつが病気が当てはまる可能性があります。今回は「犬の異常な抜け毛は病気!?」について書きました。
【もくじ】
・犬の抜け毛の原因は?
・犬の抜け毛(脱毛)で考えられる病気
・犬の抜け毛(脱毛)の対処法
・まとめ
ではひとつずつ見ていきましょう!
【犬の抜け毛の原因は?】
冒頭でも書いた通り、換毛期は春と秋の年2回あります。
しかし、換毛期以外でも内分泌疾患やアトピー性皮膚炎、ノミなどが寄生して起こる皮膚炎によって脱毛が起こることもあります。
考えられる病気は上記含めて6つあります。
順番に見ていきましょう!
【犬の抜け毛(脱毛)で考えられる病気】
①クッシング症候群
身体の両側が対照的に脱毛します。
残った被毛はゴワゴワとした感触の毛になります。
②甲状腺機能低下症
クッシング症候群と併発して起こることも多い内分泌疾患です。
お腹、尻尾、首など部分的に脱毛するのが特徴です。
③寄生虫の感染症
ノミの唾液によるアレルギー反応のノミアレルギー性皮膚炎、イヌヒゼンダニの寄生で起こる犬疥癬(いぬかいせん)、常在菌の毛包虫(ニキビダニ)が増殖することで生じる毛包虫症のいずれも赤い発疹が現れて、次第に毛が薄くなる症状が見られます。
犬疥癬は耳のふちにフケが出るのも特徴のひとつです。
④アトピー性皮膚炎
全年齢で発症が見られるが、3歳未満での発症がほとんどです。
目や口まわり、耳の後ろ、足先などが赤みを帯びて犬がかゆがるのが初期症状のひとつ。
進行すると、毛が抜けて皮膚が黒く色素沈着して皮膚が固くなります。
⑤膿皮症
赤い発疹が皮膚に現れるのが特徴的で、リング状のフケ、脱毛、色素沈着へと症状が進行します。
仔犬では皮膚に膿をためた発疹ができることもあります。
⑥アロペシアX
毛の生え変わるサイクルが止まってしまうことによる脱毛症です。
原因は判明していない病気ですが、特にポメラニアン、ハスキーなどがこの病気になりやすいといわれています。
見た目の問題だけで健康状態に問題がでることはありません。
【犬の抜け毛(脱毛)の対処法】
ちょっと毛が抜けすぎかも?と感じるのと同時に身体をかゆがっていたり、発疹ができていたらかかりつけの病院で診てもらいましょう。
換毛期のシャンプーは10日に1回くらいやっても大丈夫です。もしくは毎日しっかりとブラッシングをしてあげましょう。
換毛期でも毛が抜けない犬種もいます。
プードル、マルチーズなどです。
【まとめ】
換毛期は春と秋の年2回ある。
換毛期関係なく毛が異常に抜ける場合、なにかしらの病気を考える。
身体をかゆがっていたり発疹が出ていたら、かかりつけの病院で診てもらう。
換毛期の時期は10日に1回シャンプーしても良い(シャンプーで抜け毛を取ることが目的)
もしくは毎日ブラッシングをする。
毛が抜けない犬種もいる。(プードル、マルチーズなど)
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このアカウントは元トリマーで登録販売者資格者でヒト向けに医薬品、サプリメント、化粧品を販売しているロコミナの開発者が「ヒト(飼い主)の健康がペット(愛犬・愛猫)の健康に繋がる」をテーマに発信しています。
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