猫はタウリン摂取が必須!?
タウリンはよく栄養ドリンクのCMなんかで「タウリン〇〇㎎配合!」なんてのを見たことあるかと思いますが、このタウリン、猫は体内で合成することができません。
ですので食事やサプリから毎日摂り続ける必要があります。
後ほど少し話しますが、これは猫が肉食動物であるという理由なんです。
今回は「猫はタウリン摂取が必須!?」
について書きました。
【もくじ】
・タウリンとは
・猫は肉食動物
・手作りフードやドッグフードはOK?
・タウリンが不足するとどうなる?
・タウリンの摂りすぎに注意が必要?
・まとめ
ではひとつずつ見ていきましょう。
【タウリンとは】
ヒトでいうと体重の0.1%のタウリンが体内にあると言われ、心臓・肺・肝臓・脳・骨髄などの様々な臓器や組織に広く含まれていることから、生命の維持に必要な成分と考えられています。
心臓・肺・肝臓・脳・骨髄などの様々な臓器や組織に広く含まれていることから、生命の維持に必要な成分と考えられています。
このタウリンは胆汁酸と結びつくことで、コレステロールを消費してコレステロールを減らしたり、心臓や肝臓の機能を高める、視力の回復、インスリン分泌促進、高血圧の予防など、様々な効果があると言われています。
【猫は肉食動物】
猫だけではないですが、虎・豹・ライオン・チーターなんかも肉食動物で食事からタウリンを摂る必要があります。
これらの野生の動物は牛、馬、ねずみといったタウリンを体内合成できる動物を捕食することで、タウリンを摂取しています。
【手作りフードやドッグフードはOK?】
手作りフードは猫の栄養バランスを考えられたものであればOKですが、タウリンが不足しやすいのでサプリを一緒に摂るのが良いです。
猫にドッグフードをあげはしないかと思いますが、ドッグフードは犬と猫では摂るべき栄養バランスが異なるためNGです。
犬はヒトほどではないですが、体内でタウリンを合成することができます。
最初にも書きましたが、タウリンが体内で合成することができないのが肉食動物の特徴です。
犬は多少タウリンの合成ができます。
立ち位置としては完全な肉食ではなく、肉食に近い雑食動物と言えます。
【タウリンが不足するとどうなる?】
タウリンが不足するとタウリン欠乏症になります。
起こりやすい病気は目の障害(網膜委縮)や心臓疾患(拡張型心筋症)などを引き起こすことがあります。
キャットフードをあげていれば不足することは無いかと思いますが、普段あげているごはんに「摂るべき量のタウリン」が含まれているのか、「何の成分がどのくらい」入っているのかを知っておくのがすすめです。
【タウリンの摂りすぎは?】
タウリン欠乏症の心配するあまり、実はあげすぎになっているかも?という心配があるかもですが、タウリンは必要以上に摂取してしまっていても、不要なタウリンは尿として体外に排泄されます。
過剰摂取で悪い症状が出ることはないので、心配しなくて大丈夫です。
【まとめ】
ヒトや犬は体内でタウリンを作れるが、猫は体内でタウリンを合成することができないので、必ず食事などから摂る必要がある。
タウリン欠乏症になると様々な病気になる。
最悪命の危険もある。
タウリンを摂りすぎても尿として体外に排泄される。
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このアカウントは元トリマーで登録販売者資格者でヒト向けに医薬品、サプリメント、化粧品を販売しているロコミナの開発者が「ヒト(飼い主)の健康がペット(愛犬・愛猫)の健康に繋がる」をテーマに発信しています。
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