老犬が頻繁に吠える理由4選

今までそこまで吠えなかったのに、最近年を取ったせいかやたらと吠えている気がする…なんてことありませんか?
昔僕が実家で飼っていたミニチュアダックスのロミは大人しくて穏やかな子でしたが、13歳くらい?からかなり吠えるようになっていました。
先に1つ答えをいうとロミは認知症でした。
今回は「老犬が頻繁に吠える理由4選」について書きました。

【もくじ】

・老犬が一日中吠えてしまう原因とは?
・吠える老犬への適切な対応
・まとめ

ではひとつずつ見ていきましょう!

【老犬が一日中吠えてしまう原因とは?】
1.身体に痛みを感じている
愛犬が身体に痛みを感じている場合、吠え続けることがあります。
年を重ねるとヒトだけではなく、犬もヘルニアや骨折、骨粗しょう症、膝軟骨のすり減りなどによって身体の節々に痛みが出ます。
どこが痛いのか撫でるように触ってチェックすることも必要です。
場合によっては獣医師に診てもらいましょう。

2.強い不安を感じている
不安感が募ることで、一日中吠え続けることがあります。
老犬になると視覚や聴覚が衰えやすく、周りの状況を把握しにくくなることから不安感を感じやすくなります。
近くにいるはずの飼い主を呼ぶためにずっと吠え続けます。

3.何かしらのストレスを感じている
痛みや不安以外の何かしらのストレスを感じて吠えていることもあります。
例えば寒い、暑いという気候によるストレスや寝床の環境が悪かったり、トイレが汚れているなど、どうすれば安心して愛犬が過ごせるのか、生活環境を見直してみることで改善に繋がるかもしれません。

4.認知症の可能性
小型犬のシニア期は7歳以降ですが、10歳以降の老犬になってから認知症になる確率が上がります。
夜鳴きをずっとしているなど、原因不明であれば認知症の可能性もあります。
認知症の吠え方には特徴があって、抑揚のない単調な吠え方になっていることが多いです。
もちろん個体差があるので、心配な場合は獣医師に相談しましょう。

【吠える老犬への適切な対応】
◆怒らないこと
一日中愛犬が吠えていると体調の心配はもちろんですが、近所迷惑になることもあるので、その不安もあると思うとつい怒ってしまうかもですが、怒られた犬は逆にストレスを感じやすくなり状況が悪化するかもしれません。
優しく声をかけて寄り添うことが大切です。
体調の変化が分かりづらければ獣医師に相談しましょう。
◆体調、他の症状をチェック
吠え続ける以外に、食欲の有無や徘徊など以前と比べて行動に変化がないかを確認してみましょう。
認知症の場合、腸内環境の改善によって症状が治まる可能性があります。
個体差はありますが、腸活は質と量の乳酸菌を長く続けることが大切です。

【まとめ】
老犬になると身体の節々に痛みが出やすく、吠える原因になりやすい。
また視力や聴力の低下により強い不安感を覚えて吠えることもある。
年を重ねることでストレスを感じやすくなり、認知症になり吠える可能性もある。
吠え続けていても怒らずに優しく寄り添ってあげる。すぐに原因解明が難しそうであれば獣医師に相談する。

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このアカウントは元トリマーで登録販売者資格者でヒト向けに医薬品、サプリメント、化粧品を販売しているロコミナの開発者が「ヒト(飼い主)の健康がペット(愛犬・愛猫)の健康に繋がる」をテーマに発信しています。
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