「島ごとぽるの展」振りかえり_DAY2/2
ポルノグラフィティのデビュー25周年を記念して、彼らの故郷・因島で開催されている「島ごとぽるの展」に行ってきました!
(開催期間:2024年7月20日~9月8日※一部日程に利用制限あり)
周遊スケジュールざっくり紹介
土生港(土生港窓口、興文堂書店、上田お好み焼、ぽるの写真館会員限定有料エリア)
因島総合支所
ミツイシヤ
大山神社
折古の浜
土生港(ポルノ寄せ書きコーナー、因島観光案内所、ぽるの写真館無料エリア、松愛堂、ペーパームーン)
因島2日目
因島大橋(大浜PA、はっさく屋、因島大橋記念公園、因島アメニティ公園)
土生港(西華園、PCALUS、ぽるの写真館無料エリア)
岡野製パン所
DAY2【7月26日(金)】
尾道~因島大橋
カーテンを少し開けて寝たので、東向きの窓からきらっきらの朝日が差し込んで5時半に目覚めました。はやいよ笑。
荷物を整理し、装備を整え、本日の衣装に着替えます。1日目は島ごとぽるの展の因島Tシャツでしたが、2日目は背中にワズビル塔! “CYBERロマンスポルノ'20〜REUNION〜"のタオルとポレンジくんのハンディファンを首にかけ、ミツイシヤキャップを被って出発です。荷物はクロークに預けることができました。
8時17分、千光寺ロープウェイ下の長江口バス停発。昨日も乗った本四バスだから慣れたもんです。土日前で朝イチなので、ファンの乗車率も上がった感じ。坂をぐんぐん登り尾道大橋を渡って、向島をすいすい抜けていくと、運転手さんからアナウンスが。
「向島BSを過ぎると、ポルノグラフィティのおふたりからのメッセージが流れます。どうぞ楽しんでお聴きください」
え~~めっちゃ親切!!ファンの多い時間帯だからかな??
そして音量もしっかり上がっていて、昨日聞こえなかったところも聞こえました。なんで笑ってたのかわかってよかった笑。
満たされた気持ちで因島大橋を渡りきり、8時40分頃、2日目のスタート地点大浜PAに到着。降りたところで母が「アゲハ蝶!」と叫びました。
ええ~!ラバップ揚羽が歓迎してくれてるやん!奇跡!
もうなにがなんだかわからないくらい楽園。因島ありがとう泣。
あと、私は視野が狭いのでひとりだったら絶対に気がつかなかった。母ありがとう。
大浜PAのショップでグッズやお土産類を物色し、後で買おう~とまずははっさく屋を目指します。猪の侵入防止扉がある道を抜け、坂をけっこう下ると、あれ、因の島バスの停留所が・・・。もしかして次乗るバスはここでいい感じ?
上まで戻らなくていいのは助かるけど、お土産を買い逃してしまったのでした。母がきびなごを欲しがっていたのに! きびなご・・・。
はっさく屋、因島大橋記念公園
ところで、Googleマップで予習していたときに見ていた道すじと違って、その「大橋入口」バス停から海の方へ下るとまず因島アメニティ公園(ザウルくんがいるあたり)に出ました。はっさく屋の付近に出るルートを行きたかったのだけど、まちがえたのかな。因島大橋歩道っていうのが行きたかったルートみたいだけど、どこだったんだろう笑。リベンジしたい。
なので、ちょっと歩く距離が延び、はっさく屋まで坂を登ることに。朝9時とはいえ超暑い。セミの鳴き声も強いし、ときどきでかい蜂がブゥーンと飛んできて戦々恐々としつつ、でも人も車も来ないので、マイペースに登ります。
登りきると、因島大橋をバックに「ぽ」の幟が立ち並ぶ! 前回来たときは定休日だったはっさく屋もやってるぞ~。
店内に入ると、著名人のサインが壁にずらーっと。左上の端にポルノのふたりのサインがありました。
ここにもいろいろな因島グッズやお土産が売っていて、はっさくんの赤・紺エコバッグとトートバッグ(小・大)もありました!
さっそく大福を買いにショーケースへ。今の時期、はっさく大福は置いていないようで、はっさく甘夏大福なるものをいただきました。お水とインスタントコーヒーが無料サービス(セルフ)で、イートインコーナーに座って景色を見ながら食べることができます。中の果実が大きくジューシーでおいしい! お菓子というよりちゃんとフルーツですよね。
ビタミンと糖が補給できたので、100~200mくらいかな、坂を下り海岸に降りていきます。昭仁さんの「歌を抱えて」MVのロケ地です。右手に因島大橋を見上げ、左手には大浜崎灯台。
リンクを貼る前にあらためてMVを見たら、涙が止まらなくなってしまった。やっぱり行ったことがあるのとないのとでは違うな・・・。
この映像のとおり、美しい緑と青でいっぱいの景色でした。こんな景色を見ながら育つって、なんだろう。こんな穏やかでパワフルで綺麗な場所があるなんて。すごいとしか言いようがない。
だーれもいないなか、砂浜に降りてまた貝殻を探したり、波と戯れたりして楽しみました。が、とにかくすぐ日射病になりそうだから気をつけて笑。
素晴らしい景色に感謝の気持ちを送りつつ、来た道をまた登っていくと、虹色しっぽのトカゲ! 側溝をしばらく並走して急いで逃げていきました。あと、私しか見ていないけれど、なんか虹色の甲虫を見た気がする。ニジイロクワガタとか?? いるのかな。
はっさく屋まで上がってきて、またアメニティ公園のほうに下ります。暑さと坂で母が疲れてきましたが歩くしかない。ビオレの冷タオルを首に巻きつけさせて励まします。
因島アメニティ公園、港の交番 SEABRIDGE
次の目的地、港の交番 SEABRIDGE。アメニティ公園が謎解きサウンドウォークの出発地点ということもあり、周辺には人がそこそこ多く、このカフェにも10組くらい並んでいました。10時15分頃に着いたので、島缶クッキーの整理券は当然はけてしまっています笑。それは諦めるとして、恋するウサギちゃんクリームソーダと缶バッチはゲットできたのでよかったです。
店内でゆっくりしたい気持ちはやまやまでしたが、バスの時間が迫っているのでしかたなくテイクアウト。おいしいミルクアイスを早めに食べて、ピーチ味のソーダを味わいます。
そして生涯2度目のアメニティ公園だったのに、またポルノのメッセージベンチを見てくるのを忘れてしまった~。ザウルくんとはっさくんは撮らなきゃって覚えていたんだけど笑。
因島大橋~土生、バス周遊
母も私もそれぞれのペースで坂を登り、大橋入口バス停に無事到着。11時01分発の島内バスでふたたび土生港を目指します。海沿いを走っていると、小島(八重子島というみたい)と遠くに見える因島大橋が見事なコラボレーション。
土生まで約30分バスに乗るのですが、そのルートが、よかったです。このルートを楽しむことまでは計画のうちじゃなかったのだけど、中庄通るじゃん!!っていう。おかげで2日あわせて島内バスの区間(因島大橋ー土生港の便)をほとんど走ったことになりました。なかなかいい経験。
中庄は昭仁さんの地元で、主に因北小学校・水軍城・プラザオカノがあるエリア。プラザオカノさんはコロナのクラスターが発生してしまったとのことで一旦8月5日まで臨時休業なので、今回この辺りには寄らない計画となっていましたが、バスで通れるだけでも嬉しいですよ。(プラザオカノの皆さまも因島の皆さまも、全国からのファンを迎えるの本当に大変だと思うから、無理しないでほしい…。歓迎したい!喜んでもらいたい!という気持ちは十分すぎるほど伝わっております。休みでも外から眺めて感謝の念を送りますから!)
※プラザオカノさんよりお知らせ 8/1追記※
島ごとぽるの展の期間中(~9/8まで)、臨時休業とのお知らせがありました。
全国から因島にやってくるファンのことを考えて本当に心苦しく思ってくださっていますが、ホッとするばかりです。聖地として浸透しているプラザオカノさんがファンを迎え続けた場合、無理をさせてしまうことになるのはある程度予想できたと思うので、そもそも島ぽる中は閉めますでもよかったと思っています。いつも本当にありがとうございます!
営業中のたこ焼そらさんはちょっと行きたかったけどな。移動の都合上立ち寄れず申し訳ない。
西華園
11時35分頃、土生港に到着しました。目当てのお店は開店から5分経っています。急がないとまずいまずい。西華園さんに着くと、駐車場はいっぱい、中もやっぱり満席です。ポルノファンより地元で働いている人達が多い印象でした。3番目に名前を書いて、順番を待ちます。カウンターの端でラバッパーの女性がひとりポルノセットを食べていました。あの龍の器、私の時まであるかなあ? 厨房に何台か置いてあるのが見え、運ばれていくたびにドキドキ。
12時頃席が空き、ポルノセットを頼みました。メニューが見つけられなかったのですが、そう言っている声がどこからか聞こえていたので「ポルノセットで!」と頼みました。なんか、他に言い方ないんかと思ってしまうけれど、いいんだよねもう笑。
炒飯がめっちゃおいしい!卵ふわっふわ! でも隠れて気づかなかったけど量が多いんよ笑。
ラーメンは魚だしで油っぽくなくて炒飯とあわせて食べやすかった。
時間が押してるけどなかなか早食いはできない炭水化物。12時25分頃退店!
土生商店街、ぽるの写真館無料エリア
続いてのミッション、これはインポッシブルの確率が高かったからもしあれば万々歳というところ・・・。7月20日以外はPCALUSさんでしか購入できないらしい、新藤フルーツラベルのジャムを求めて伺いました。
・・・あった!!あったよママ!(笑)週末に入荷とお知らせがあったから土日かな~金曜あるかな~と思ったけれどあった! 因島での巡りあわせの良さ、はんぱない。
一人2点までだったので、ありがたく2点購入して、そのほかにもいろいろなグッズが売られていたのでじっくり見たら楽しそうでした。また行きたい。
そういえば土生商店街のシャッターアートもすべて見られたようなのでよかった。探さずともふつうに通る道にありました。
土生港に戻り、無事バスには間に合いそうなので、ぽるの写真館無料エリアを眺めて回りました。いたるところに「撮影NG」と掲げてあるけど、これがなかったら無意識に撮影してしまうだろうというお宝写真ばかり。もうね、好きなカットが目の前にあったら無意識に撮ってしまうんよ、反射でね。でも抑えないとね。母によると撮ってる人いた~ということだったので、そういう反射が出てしまったにちがいありませんが、撮影禁止ならスタッフさん1人くらい置いてもいいのかなと思いました笑。
ところどころの壁に「ぽ」の扉がついているのですが、そこを開くとさらに秘蔵っぽい写真が。こんなにお茶目なことある??っていう晴一さんや、真剣にレコーディング中の若かりし昭仁さんなど、お宝写真が貼ってありました。ぜひお見逃しなく。
しっかり写真を目に焼きつけて、12時56分発の島内バスに乗車。
土生よさらば!!泣
「さよならは また会うことば みなとまち」。石碑のこの言葉に導かれてまたきっと訪れることでしょう。
岡野製パン所~本土へ
最後のミッションのため、因島モール前で下車。島内バスともここでお別れです。またね。1日乗車券でたっぷり乗せてくれてありがとうね。
ミツイシヤさんの近所ですが、昨日は定休日だった岡野製パン所さん。島ごとぽるの展のコラボパンを予約したのでピックアップにまいりました。本当に暑い中、戸を開け放してファンを待ってくれています。でもパンとジュースは冷やしてくれてる。
購入後、パンの山と記念撮影もしてくれて、しかもその写りが大変よく、結婚式のときくらい美人に撮れてるじゃんと母に言われました。岡野製パン所は結婚式場でした。(もう暑くてなにがなんだかわからない笑)
これにて因島でのミッションはやり切りました。思い残すことはなく、見事なコンプリートに感動が止まりません。
因島モール前バス停に戻ると、先にベンチに腰かけていたおばちゃま達が優しい声で、ここに座んなさい、うんうん、大丈夫大丈夫だよ、と呼んでくれました。優しさに包まれちゃう・・・。そして母が塩レモンタブレットを取り出し、渡していました。いいなあこういう交流。私もスッとそういうことができるようになりたいんよ。気が利かなくて。
13時39分、本四バスに乗車。なんと最後の最後に現れたのはラッピングバス(ナンバー「21-37」何度も見て覚えちゃったよ)でした!
もう幸運すぎて信じられない~帰りの新幹線が無事に走るのか不安になってくるレベル~。
ポルノからのメッセージは行きだけかと思っていたのだけれど、また因島大橋にかかるあたりで、お見送りの挨拶がありました。行きも帰りも聞けて、尾道から2日間通ってよかったなと思いました。
尾道
長江口で下車。
本四ラッピングバスもさらば!大変お世話になりました、ありがとう!!
時間はさほど残っていないけど、千光寺ロープウェイ山麓駅のすぐ横にある艮神社だけはお参りしておきたく、訪ねてみる。大きなクスノキと岩に圧倒されながら、御朱印をいただきました。
ホテルに預けた荷物を取りに行く途中で、猫雑貨専門店「あめかんむり」も覗いてみました。
おこねこさんが可愛いのと、猫のアクセサリーがいろいろあって素敵だった・・・けど欲しいやつちょっと高かった・・・笑。島ぽる後の私の財布はうすっぺらなのだ。ここもまた来たいですね。
重たい荷物を引き取り、駅まで10数分、力を振り絞ってアーケードを歩きます。あと1時間あれば尾道もけっこう散策できただろうけれど、もう重くて暑くてそれどころではない。帰るモードになりだんだん顔も笑顔から素面に戻っています。
駅前には、しかし、これから因島に向かうであろうファンの姿がちらほら。尾道では土曜に花火大会もあり、今週末も騒々しい日が続くはずのしまなみなのでした。さらば!!ありがとう!
(おわり)
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