自責のグルメ
「美味しい」という感情を極限まで高める
自責のグルメという遊びを紹介する。
これを読めばあなたはこの先人生で
「食」から得られる楽しみが無限になる。
食事に飽きるなんて絶対にない。
一生モノの技術が自責のグルメなのだ。
では説明に入ります。
一番旨い食べ物は何だ?
好きな食べ物を聞かれたら何て答えますか。
ちょっとGoogleに聞いてみますね。
・ラーメン
・焼き肉
・寿司
・カレーライス
・ピザ
・唐揚げ
・ポテト
・ハンバーガー
↑好きな食べ物定番リスト。
これを見ているとある程度の法則性は見えてくる。ハイカロリーで、ジャンキーで、ガツンとインパクトが来る料理。もちろん体には悪い。これらの特徴が当てはまらない食事を挙げた人とは気が合わないのでもう帰っていいよ。男やないね。
さて、ここで疑問。なぜ我々は体に悪いものを美味しいと感じるんだろう。食べたら不健康になるモノが好きって進化的におかしくね?本能に従って食べてたら病床ってことですよね。何でこうなってるんだい?
答えは狩猟時代にある。何度も言いますが本能が発達したのは狩猟時代。ヒトを構成する大部分は狩猟時代最適化されている。
狩猟時代に足りない栄養素は主に塩分、脂質、糖質、カロリー。飽食の現代社会では溢れているが狩猟時代には貴重すぎた栄養素。はい、ここでもう一度先程の食べ物リストを見直してみましょう。
ラーメン・焼き肉・寿司・カレーライス・ピザ・唐揚げ・ポテト・ハンバーガー。どれもこの塩分、脂質、糖質の法則を満たすものばかり。我々は本能に支配されているんですね。
美味しいとは?
そもそも美味しいという感情は「狩猟時代に生存に有利な食べ物を味わう」ことで発動する。(正確に言えば塩分、脂質、糖質を美味しいと感じる個体が生存してきて我らはその子孫)
なので美味しいという感情の本質は、狩猟時代の生存に最適化された栄養素を見分けるパラメーター。好きな食べ物はそりゃジャンキーになるわけだ。精進料理とかお母さんの手料理とか理性的な美味しさは除いて、本能的な美味しさの定義は「狩猟時代において接種すると生存に有利な栄養素を感じること」である。つまり本能によるセンサーが反応している状態。
センサーを高めよ
「美味しい」とは本能によるセンサーの反応。なので本能センサーを高めることで最大化することができる。
お腹が空いたときに食べるマック、部活帰りのラーメン、山登り後のカップ麺、運動後に仲間と食べる焼き肉。これらは本能センサー全開で味わっているからガツンと旨い。
よって美味しいを公式化すると
美味しい=センサー×食べ物
となる。そしてもちろん、センサーを高めるシチュエーションこそがセンターピンである。食べ物は誤差。ジャンキーだったら何でもいい。インパクトの小さい変数にこだわるな。食べ物に頼るなんて他責思考はよせ。自分のセンサーを高めろ。自責思考があれば何でも旨い。これが自責のグルメの基本方針になります。
センサーを高める方法
前述の通りセンサーは本能によるもの。
理性じゃないよ。理性で味わうなら意識のお高い飾りのキレイな店にでも行きなさい。
本能を高めればセンサーも感度マシマシになるんだけど、ではどうやって本能を高めるか。それは簡単で塩分・脂質・糖質が最大化するような状態を作れば良い。これらを欲する本能を高めておけばセンサー=味覚がよく反応し「うめぇ!」がデカくなる。具体的なやり方は以下。
で、食事は仲間と食べる方が良い。
狩猟時代は皆で火を囲んでたからね。
あと火を扱うという点では焼き肉強い。
仲間とBBQ or 焼き肉。
やはり地元のマイルドヤンキーは真理…!
またセンサーを高めることを遊びとすると食べ物に飽きるなんてことはない。空腹のときは何食べても旨いというやつ。毎回どのように空腹を作るか、どのタイミングで何を食べるか、と企画すればずっと楽しい。
まとめ
・美味しさ=センサー×食べ物
・食べ物は誤差、センサーが重要
・センサーは生存本能により高まる
・全力でシチュエーションを作るのが自責
・自責のグルメはジャンキーな食べ物が⭕
飯抜いて、運動しまくって、有酸素もして、汗かいて、水分のみ補給して、サウナ入って、空腹になって、仲間と焼き肉を食おうぜ!
それよりガツンと来る美味しさとか無いから。料理に答えを求めるな。それは他責思考。自分のセンサーを高めろ。自責思考で自責のグルメを楽しもう。
本能を信仰する僕としては、肥大化した理性が一番の敵。美味しい食べ物を探す終わりなき旅も楽しいが、本能という内側に答えを見出だすのは素晴らしいですよ。応用編として渇き→コーラ、徹夜→睡眠、冷え冷え→風呂など色々やっていきたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?