原理 原則
幸・侍・遊
自分が生きる上で大切にしていくと
決めている3つの価値観がこれです。
大切にしていくというか
強迫観念的に守っていく戒律。
今回はこの3つについて書きます。
ゼロベース思考
そもそもなぜ原則を大事に生きるのか。
それは仕方ないからです。
色々と考えるクセがあるからです。
昔からあれこれ考えたり
フラットに物を見る性分。
よく言えば常識を疑う人で
悪く言えばメンドクサイやつ。
よって思考のスタンスが
常にコロコロ変わっていく。
だから拠り所が欲しかった。
迷ったときに立ち返れる場所。
それがこの3つ。
「幸・侍・遊」です。
色々考えて落ち着いた答え。
心と体で納得してるし
3つだから覚えられるし
キャッチーでシンプル。
原則に従って生きていくと
自分に約束しております。
【幸】-幸福起点-
全ての前提になるのが幸福。
こちらの記事に熱量高く書いたやつ。
要約すると幸福について
1.生きる意味は幸福である
2.幸福の定義は正しい状態で本能を満たし快であること
3.本能の力を信じる
ということが書いてある。そして幸福起点とは幸福に軸足付けて生きようという話。
人生は選択の連続で
選択は価値観に基づいて行われる。
そして価値観とは優先順位である。
皆それぞれ優先順位ランキングを持っている。何を上位に置くか、その優先順位通りに生きられるかが違いを生む。上位に置かれがちなモノは例えば金、仕事、会社、名誉、承認、評価、創造性、恋愛、家族、…などなど。
ただ僕は上記のどれもが幸福のための手段であり、最高位の目的は幸福であると考える。なので幸福を最も優先順位高く設定し、それに忠実に生きることが善い。それ以外はどれもやや遠回りしている。人生においてどの指標を追い求めるべきか?の答えは幸福度であるはず。他のものは全て手段。KPIを明確にして忠実に行動しようはビジネスの基本。人生でもやらないと。
本能を理性より優先し、精神よりフィジカルを優先するべき。狩猟時代を善とする幸福論が全てのベース。
健康を犠牲に働くのは長期的にはNGだし、慢性的な運動不足は生き物として間違ってるし、ヒトとの繋がりがない生活は悪だし、他人に恨まれることは避けるべきだし、概念的なものより手触り感のあるものを優先する。
常に軸足は狩猟時代にある。
狩猟時代のヒトが現代に生きている状態。
これが幸福起点である。
また自らが幸福起点に生きることで、関わる人にもポジティブな影響を与えていく。ウチソトの概念の「ウチ」が良く広がるのが理想である。存在自体が幸福起点となるのがゴール。
【侍】-大和魂-
幸福起点に生きると、現代の日本ではとてつもなく簡単にハッピーになれる。生活インフラと身の安全がある。さらにセーフティネットと福祉まである。もう基本は達成してる、やることがない。ご先祖様々すぎる。
狩猟時代の自然の摂理を考えると
コミュニティは義務と権利がセット。
義務を果たしたものに権利が認められる。
本能的にフリーライダーは悪である。
よって与えられた恩を返すのが狩猟人。
日本に恩返しするために働く。
男なら共同体のための自己犠牲。
大和魂、日本男児、自己犠牲、御恩と奉公、忠誠心、武士道、…それらを概念化して侍。
男らしく生きる上で、何かしら共同体のために自己犠牲の責任がないと、本能に反する。御恩と奉公。善く生きるために侍は便利な概念だ。
そして侍という言葉には「死」が内包されている。侍は死への存在という意味がある。死にちゃんと向き合うと正しい意思決定が出来る。どんな死に方をしたいか考えることが有限な生をより良く生きる最大のレバレッジポイントだと思う。人生は生まれた瞬間からずっと長めの終活である。我々は自分がいつか死ぬことを常に忘れがちであるが、死は特殊なものでなく身近なもので、生活の地続きに存在するものである。人生という作品をどう作っていくか考えることが善い決断を助ける。
【遊】-創意工夫-
ヒトは本能的にクリエイティブである。狩猟人は自分で道具を作ったり工夫したりして生きてきた。創造性を発揮してこそ人間である。誰かの作った遊び・ルールに踊らされるのではなく、自分で企画し自分で楽しみを見つけることが遊びである。ボウリングのような楽しみ方まで用意された娯楽は人をダメにする。遊びは造るもの。
また遊びを造ることが出来れば人生を楽しむことが出来る。どんな状況でも楽しみを見つける能力があるからだ。下積み時代、上手く行かないタイミング、トラブル、不便をショートコントとして楽しむ。逆にこの力がないと、今を犠牲にして未来に期待する生き方になる。今我慢することが習慣化すれば人生は壮大な治験である。そうではなく、今が目的で未来が手段である生き方で常にこの瞬間を楽しむ遊び心を持つ。今ここで生きる。
まとめ
長くなってしまうのでまとめる。
【幸福起点】
狩猟人として幸福を軸足に生きよう。
その輪をじんわり広げていこう。
【侍】
共同体のための自己犠牲をしよう。
男らしく死への存在として生きよう。
【遊び心】
創造性を発揮して楽しみを自分で創ろう。
常に目的である今を楽しもう。
この3つを憲法として常に意識して生きていく所存。あと仲間が欲しいからこの宗教を広める。みんなも気軽に入ってね!
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