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残りあと数回のジャパンダートダービー(2022)

大井のクラシック三冠Jpn1化に伴い、このレースは2023年で同時期開催は終了。
ジャパンダートダービーは名前が変わり、10月上旬に移行される。
東京ダービーがJpn1に昇格となり、その性格は多少引き継ぐ形となるだろうが、時期も違う為JDDのようにはならないだろう。

そんな残り僅かなJDDに名を残す馬は今回どの馬なのかを検討したい。

では全頭分析

1-1  セキフウ  栗東 武幸四郎 
牡3  56.0  M.デムーロ
GⅢユニコーンSの2着馬。2歳時はJpn2兵庫ジュニアグランプリ勝ち、海外遠征ではGⅢサウジダービー2着がある。
輸送遠征でもそれなりの着順であるも、父ヘニーヒューズから大井2000mは厳しいのではないかと思われる。  
現にサウジダービー後のGⅡUAEダービーでは8着と崩れている事から距離に不安要素を残す。


2-2  キャッスルブレイヴ  船橋 渋谷信博
牡3  56.0  仲野光馬
昨年は同じ冠名・騎手が勝利と驚く結果となったが、本馬とはこれまでの成績が大きく劣る1勝馬。ここまで20戦のキャリアで上がり目はないように思う。  


3-3  ハピ  栗東 大久保龍
牡3  56.0  藤岡佑介
ダート1800mを3連勝で快勝。前走鳳雛Sで負かしたタイセイドレフォン、セイルオンセイラーが2勝Cを勝ちとかなり骨っぽいメンバーに勝っている。  
後ろから行く馬なので直線でうまく外に出せるかが見極めのポイント。また父キズナ産駒は芝・ダート共に良績あり、様々なタイプの馬を出すが天才タイプはまだ出ていない。  
ここを勝てば一気にスターダムへとのし上がる。  


3-4  トーセンエルドラド  大井 橋本和馬
牡3  56.0  御神本訓
中央1勝Cで地団駄踏んでいた馬も大井に移籍し2連勝でS1東京ダービーに出走。結果後方にてもがき9着と結果は出せなかった。  
さらにメンバーレベルの上がるここで巻き返せるのかとなると。。。  


4-5  コスモファルネーゼ  大井 宗形竹見
牡3  56.0  藤本現暉
前走古馬初対戦にて後方からの差し脚よく3着は立派。アタマとなると条件がつくが、展開次第では入着は狙える。  


4-6  ブリッツファング  栗東 大久保龍 
牡3  56.0  池添謙一
前走G2兵庫CSを圧勝でここを見据えた出走。先行して押し切る強い競馬をしてきて、ここでもかなりの有力とされる。  
唯一の敗戦だったヒヤシンスSのようにペースが早くなった時にこれまでの同様の押し切りができるかがポイント 。
また毎年人気となる兵庫CS勝馬だがこのレースとの相性の悪さも気になる。2.01.0を切った馬は成績良いがこの馬は2.01.4。例年だと厳しい評価となる。


5-7  ペイシャエス  美浦 小西一男
牡3  56.0  菅原明良
GⅢユニコーンSの勝馬。ハイペースで直線一気に先行差しが入れ替わる中、内を掬って差し切り勝利。  
今回もペースが早くなれば狙い目も、良績が少ないローテーションで体調面などは事前確認したい所。  


5-8  クライオジェニック  大井 藤田輝信
牡3  56.0  安藤洋一
クラシックトライアルを勝利後、羽田盃15着惨敗。前走S1東京ダービーではこれまでの先行競馬から打って変わった差し競馬で2着と変わり身を見せた 。
相手関係はあるが差脚はかなり魅力な存在。大井勢では中心視したい  


6-9  アイスジャイアント  美浦 高柳瑞樹
牡3  56.0  三浦皇成
Jpn3JBC2歳優駿勝馬もその後地方交流2連敗。後方で終わる競馬からJBC2歳優駿はフロック視しても良い程いい所がない。  
唯一は直線長い大井ダート2000mでどうかだが、他の末脚自慢との比較で評価は落としたい。  


6-10  リコーヴィクター  大井 荒山勝徳
牡3  56.0  真島大輔
門別・大井と善戦を繰り返すが、今一歩勝利には遠い。ここでも善戦は期待できてもアタマまでは。。。  
 

7-11  バウチェイサー  兵庫 新子雅司
牡3  56.0  笹田知宏
兵庫ダービー馬がここへ遠征。徹底した先行策でここは逃げ候補筆頭も、ペースはおとせないだろう。  
大井の直線はこの馬には長すぎる。  

  
7-12  ガルボマンボ  高知 細川忠義
牡3  56.0  林謙佑
高知優駿勝馬。ここまで22戦を走り、地元高知ではヴェレノと競ってきた。  
高知との馬場差と今回メンバーを考えると見送りが妥当。

8-13  コマンドライン  美浦 国枝栄
牡3  56.0  川田将雅
かつての日本ダービー候補がここJDDに参戦。ただダート未経験の上、主戦ジョッキー不在。父ディープインパクトはダートでの良績はなく買い要素が少ない馬。  
なぜここに出てきたのか不可解な馬。日本ダービーを狙っていた馬がジャパンダートダービーを勝つという程現在の番組構成は甘くない。  
ここは怒りの消し。ダントツ最下位を強く希望したい。  


8-14  ノットゥルノ  栗東 音無秀孝
牡3  56.0  武豊
スタートがうまくない馬のわりに成績は堅実。前走Jpn2兵庫CSではブリッツファングに千切られる形となったが、大井へのコース変わりは間違いなくプラス。  
飛びの大きいフォームと父ハーツクライから距離伸びて良い。


良馬場ならメンバー構成から前有利の展開になるかと思っていたが、当日まで雨が降った不良馬場。
ここは差し勢の独占を期待したい。

◎3.ハピ
○8.クライオジェニック
▲ 1.セキフウ
☆14.ノットゥルノ
△ 7.ペイシャエス 
△ 6.ブリッツファング
△ 5.コスモファルネーゼ

3連単フォーメーション
1着 3.
2着 1.7.8.14.
3着 1.5.6.7.8.14.

1着 1.7.8.14.
2着 3.
3着 1.5.6.7.8.14.

1着 1.7.8.14.
2着 1.7.8.14.
3着 3.
計52通り

さてどう出るか。そろそろnoteでの2勝目挙げたい所です。

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