歯医者でマウスピースを勧められた話
嚙む力が強いこと自体は良いこと…だと思うんですが、歯がすり減ります。
通っていた歯医者での一連のセラミック修理が終わり、今日はクリーニングのみ。
ただし、なかなか商売上手なところで、今度はマウスピースを勧められました。
5万円!保険適応外!「スポーツ選手並みに減っているので、通常のでは…」って。
マウスピース大賛成派。王貞治選手は引退する時、歯がボロボロだったそうです。
最近はスポーツ選手のマウスピースは当たり前なので、もし彼が今活躍していたらもっと凄かったでしょうね。でもね…。
自分でも分かってはいます、歯がすり減っているのは。この20年での減りは激しい。
実は20年ほど前に一度、別の医院で保険適応内のマウスピースを作って「就寝時に着けるように」と。しかし違和感でよく眠れませんでした。
毎日の睡眠と歯の健康、天秤にかけての判断は難しかったですが、マウスピースは1週間で諦めました。
歯医者ではそれを話して、丁重にお断りしましたが「では予防を意識して」と言われました。「何をどう意識するんですか?」と聞いて、もらった資料の一部が今日の写真です。
「一日当たりの接触時間は20分程度が正常だと言われています」
何それ?口を閉じていたら、普通は上下の歯は接触しているもんだと思っていました。実はそれが異常だと。
ちなみにTCH (Tooth Contacting Habit)と呼ぶそうです。上下の歯を「持続的に」接触させる癖のことだそうです。そうか癖か、癖なら治るか。
確かに睡眠中に歯ぎしりをしていると指摘されたこともありますし、仕事中は歯を食いしばっている気がしますし、「一日20分程度」というのはあり得ません。
しかし歯は大切です。お食事には歯がいる。
人よりたくさん30回は噛むし、赤身のステーキは大好きだし、固い食べ物は全般的に好きです。生きている限り、歯には負担がかかります。
この先、美味しいものを美味しくいただけないなら、かなり絶望しますよね…。何とかしよ!
ぼくが京都のカフェのオーナーになるまで 456