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初の西部講堂で映画を観る
京大三大自治施設のひとつ
「世界でもっともビューティフルでクレイジーな劇場」と、あるArtistに言わしめ、多くの国内・海外ArtistもLiveを行った場所。あるお店で「宇宙映画上映会 (無料)」のパンフが目に留まり、楽しみにして行きました。
大きなハコを予想していたのですが、思ったより小さい。クラブチッタくらい。緩やかな傾斜があり、正に劇場の雰囲気。映画も観やすかったです。学生の自主運営もしっかりしていて、スタッフの感じも良く好印象でした。
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映画は良い、でも暑くて途中退場
エアコンがない。その話は聞いていたので覚悟はしていました。スタッフから、ペットボトル・冷えピタ・団扇が配布されて、扇風機もたくさん置かれて、それ以上ない対応でしたが閉鎖空間。多分、排気施設もないでしょう。
一本目はカルト的なロシア映画、二本目は京大出身監督の日本映画、合間にトークショーや絵本朗読。この季節、空気は悪くなかなかの苦行。ごめんなさい、二本目の途中でギブアップ。
一本目のロシア映画は「不思議惑星キン・ザ・ザ ’86」。まったく知らなかったのですが面白かったです。何とも言えない味わいがある、軽やかな体制批判のパロディーでした。
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でも今の京大生は知らない
その後、あるお店で現役京大生に「西部講堂で映画観てきたよ」。「セイブコウドウって何ですか?」。おおお、そうか。隣のキャンパスなのに知らないのか。いくら説明しても本気で分からない様子。
西連協(西部講堂連絡協議会)も京大シネマ研究会の共同企画だったようですが、どちらも知らないでしょう。ぼくも初めて知ったので。
西部講堂・吉田寮、どちらも老朽化が進みいつまであるかは分かりません。整備もされずカオスな所。でもぼくはどちらも「美しい」と感じるんです。
ぼくが京都のカフェのオーナーになるまで 952