Revolutは外貨支払いのベストな手段か?
コロナ禍で気軽に海外旅行にいける状況ではありませんが、逆にそんな時だからかもしれませんが 以前よりもお得に外貨支払い決済ができる方法がないものかと考える時間が増えました。 ネット上には詳しい方も多いので新たに入手した情報をもとに調べた結果を書いておきます。
はじめての外貨決済手段
まず最初に過去に自分がどんな外貨決済手段を利用していたかを簡単に説明します。
海外に行く様になって初めの頃は、少額の外貨紙幣+トラベラーズチェックを併用していました。
当時はトラベラーズチェックは使い勝手が良くて、現金に比べて安全な決済手段だと思ってました。日本の銀行で現金を外貨交換するよりも少しお得に換金できるのも魅力でした。
クレジットカードも持参していましたが、ホテル滞在中の補償金代わりとして提示したりはしていましたが、積極的には支払いには使っていませんでした。
外貨決済対応クレジットカードの登場
その後、トラベラーズチェックの入手が段々としづらくなりクレジットカードをメインメインで支払いに使う事に。
その当時はカード利用時の還元ポイントの事など全く意識していなくて、外貨をお得に支払える方法を色々と調べて SBIカードに出会いました。
このカードは住信SBI銀行を引落口座に設定する事で、住信SBI銀行の外貨口座から直接決済ができる為、支払い時に発生する2〜3%かかる海外手数料を払わないで済みました。 さらに予め円高のタイミングで外貨を購入しておけば、さらにお得に決済できます。
プリペイド型外貨決済カード
その後 SBIカードを使いつつ、併用でManepaカードを使い始めました。
こちらはプリペイドカードですが、FX口座を経由して外貨交換して外貨のままプリペイドカードに入金する事で、住信SBI銀行の為替交換レートよりも更にお得に外貨支払いが可能でなものでした。
外貨対応デビットカード
一方、SBIカードの方は2018年でサービスが終わってしまい、代替カードとして使い始めたのがソニー銀行が発行するSony Bank Walletデビットカードです。 こちらもソニー銀行の外貨口座と連携させる事で海外手数料を払わずにすみます。
支払いを済ますとすぐに決済通知もメールで届き、安心してつかえています。
ここまでがコロナが流行する前までの外貨支払いの手段でした。
航空系プリペイドカード
実はコロナが流行した事で海外に行けなくなり、フライトマイルの失効問題が浮上。 それも含めてネットで検索していたら、JAL Global Walletという外貨決済手段を見つけました。
JALが発行するプリペイドカードで、JALのマイレージを利用する方であれば持っていても悪くないかと思います。 JAL NEO Bankという銀行口座と連携させる事で、ソニー銀行の SONY Bank Walletと同じ様に予め換金した外貨をそのままJAL Global Walletのプリペードカードにチャージできます。
海外手数料分を節約できます。
さらに特徴的なのは、JALマイレージをプリペイドカードにポイントとして追加できるので、失効しそうなマイレージをお支払いに使えたりもします。
次に海外旅行に行ける様になるのがいつになるかはまだわかりませんので、失効期限が近づいたマイルを少しづつJAL Global Walletにチャージしておくのも悪くないかもしれないです。
次世代金融サービスRevolut
前置きが長くなってしまいましたが、ここからが今回タイトルにもあるRevolut (レボリュート) についてです。
Revolutを知る事になったのはYoutube で見ていたお得なクレジットカード紹介動画の中で、おすすめカードとして紹介されていました。 そのどうがこちら。
ユーチューバーの2人の方がコラボしてクレジットカードに関して話をしている動画なのですが、 動画の 23分58秒あたりから Satoさんというユーチューバーの方が Revolutを紹介しています。動画の中で紹介されていたので興味をもって調べてみると日本語での情報はそれほど多いという訳ではありませんが、上記のユーチューバーさん以外でもRevolutを紹介されている方が何人かいらっしゃいました。
このRevolutはNFCタッチ決済に対応したVisaデビットカードが発行できて、手数料不要で為替両替・送金、予算管理や貯金など機能を備えた金融アプリです。 23の通貨に対応。
この機能だけであれば引き続き、Sony Bank WalletやJAL Global Walletを利用変わりない気がします。 しかし Revolutが上記のサービスと違う点は入金がクレジットカードやデビットカードからも行えるという事です。
外貨でのショッピング目的だけであれば、Revolutに対してクレジットカードからの入金が可能で、その場合クレジットカードのポイント還元対象になる可能性があります。
お得感の比較表を作ってみました
前述したManepaカードに関しては、コロナ禍利用者が減った事もありサービスの改悪が繰り返されてしまったので、比較対象外がとしました。
JAL Bank Wallet はプリペイドアプリの中で両替できる機能があり、それとは別に予めJAL Neo Bankで両替した上でJAL Bank Walletに外貨のまま入金する事ができます。 JAL Bank Walletの両替はレートは悪いですが、その代わりにフライトマイルが付与されたりするそうです。
現時点でお得な支払い方法は?
単に銀行にある預金を両替するだけであれば、JAL Neo Bankで両替した上でJAL Bank Walletに入金して支払うのが良さそうですが、Revolutに高還元カードから入金した上で、両替して利用する方が還元ポイントまで含めて考えれば一番お得です。
クレジットカードからの入金に関しては、カードによってポイントが付与される先が異なる為、カード毎に入金可否、ポイント付与の有無などの確認が必要になりそうです。
Revolutが昨年より日本でサービス提供を開始し、日本で提供されるサービスも広がっている様ですので、サービス開始当初よりも使い勝手は向上しているのではないでしょうか。 実際のところ自分が持っているクレジットカードからの入金ができるのか? 支払い対応ができないお店やサービスが何かは自分で確認していく必要がありそうです!
物理カードも数日前に申込を済ませているので、手元にカードが届いたら少額を入金してアプリの確認や、国内外の支払いの利用可否を確認して改めて報告できればと思います!
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