『モナドの領域』筒井康隆 読んだ
読んだね〜
筒井康隆。
パプリカ、残像に口紅を
辺りで有名
繋がってんの?繋がってないの?
意味がわからない感じの文章ってイメージ
説明が下手なので単語の連続で理解してもらいたい。
民族、夢、脳内、宇宙、異世界、現世、哲学、言語、数学、超越
こんなイメージの人(??)
今回の本も難しかった、と言ってもこれ以外では2冊しか読んだことないが
1冊はなんか短編集 読み切ってない
よく分からなくて……。
1冊は友人に勧められた
「旅のラゴス」
これはすげーよかった
主人公ラゴスがちょいちょい魔術とかある世界
の各国を旅していく話
世界観作りこみ厨としてはかなり助かる話
【ネタバレなし】
モナドの領域
河川敷で発見された片腕はバラバラ事件の発端と思われた。
美貌の警部、不穏なベーカリー、
老教授の奇矯な振舞い、錯綜する捜査……。
だが、事件はあらゆる予見を越え、やがてGODが人類と世界の秘密を語り始める――。
巨匠が小説的技倆と哲学的思索の全てを注ぎ込んだ超弩級小説。
新潮社版より
2行あらすじ
事件が始まるかと思ったら
超越存在が人の体借りて論争騒ぎ起こした
いやあのさあ
最初ミステリーだと思って読み始めたんです
というかタイトルも見てなくて
作者で適当に買ったら
河川敷で片腕が発見されて警部が出てきたから
事件かなって思うやん
そしたらGODでてきた……。
何を言ってるか分からないと思うが略
いやー終始何を読まされてんのか分からんかったっすね
何を伝える……話……というか、
なんでこれ書いたの??どういう考え方?
割と何も分からない
いや、まあ、SFとして見たら、そうか
面白いんだけど、普通の本を読んだあとと感覚がかなり違う
新書読んだ感じある
特に後半
GODの弁論やばすぎる
人に乗り移った?神的なモノが
人間に宇宙の真理的なやつを話すんだけど
これが難しい難しい
哲学用語と量子力学用語、SF用語あたりが
沢山出てきてもうたくさんですわ!
知恵は人の中にあり、わしは知恵そのもの
とか
わしが宇宙を存在すべきとする時に
決定する前に可能性をなんとかかんとか
とか
わかんねえ部分沢山
頭おかしくなった
【ネタバレあり】
片腕……人死んでないかと思いきや死んでて草
草生やすな
数式のとこあーまじでプログラミングって感じ
プログラミングわかんねえけど
いやーーーメタ発言怖いんですよ
「ここは小説の中」をGODだけじゃなくて
全員が理解してるの怖い
しかもそれで崩壊とかしないで続くんだ
この発言で急に物語の性質変わった
まあ全知全能ってなら出てくるよな、
そういう言葉
わしは世界の全てを美しいと感じている
世界の全てを人の愛の何千万倍に愛している
みたいな発言、
大いなるものの身勝手な愛情でよかった
戦争を美しいと感じるのが
ゲルニカを美しいと感じるのと一緒って
説明上手すぎてワロタ
全部説明しない系の小説大好き!
筒井康隆の文章、旅のラゴスの時もだけど
第三者目線すぎない? 褒めてる
乾いてるよな、文章が、いや乾いてはないか
瑞々しくは無い
大学とか書斎で書かれてそう
重くて堅い 褒めてる
重厚?的なやつ
普段女性が書く小説の方が読むこと多いからかな それもある
実は文字禍がムズすぎて逃げてきたのが
これだったんだけど、
文字禍もかなり重厚的なやつだな
紙の上にある文字……というか……。
文章を書こうとした文章、えー難しい
自然の中にある文章、生活の中にある文章、
心の中にある文章、とかではない
頭・理論を構築する文章
てか逃げ先間違ったわ
文字禍も読みます 近いうち
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