もり

ただ文字を出力したいだけの無意味羅列
読めるものでは無い


森の奥にはヘッドライトがあったそうです。正確にはヘッドライトのカバーだったそうですが。誰が見てきたかも詳しくは知りません。何せ森の場所も分かりません。
ただ、とにかく黒かったそうです。木漏れ日が照らす足の踏み場も、木々の隙間も全てが黒かったと。さあ、時間帯は分かりませんが。昼だったのではないでしょうか。だって直後のことでしたし。もう1人居たとのことですね。帰りたくなかったなら仕方ないのでしょう。
足元が悪いのは困りますが、見通しが悪いのはいいですね。透き通るような藍なんて最悪です。特にあの指の間から染み出た蛍と来たら(笑)。気持ち悪いったらありゃしない。

ただ右の方は新緑にふさわしい輝きだったそうです。それでも詰めるまでには行きませんでしょうが。奥は、あれはダメですね。もうないのですよ、4つどころか1つも。だって半円にすらなってなかったんですから。
私は見てませんよ。
私は見てません。
北の失くなる頃にはすっかり済んでいましたから、心配することは無いですよ。とはいえ小鳥だけじゃあ、ねえ。十分刺さっているとは言えませんし。殆ど丸に近かった、ですか?いやあ、洗った方がいいと思いますがね。特に痛い思いはしませんでしたが、今考えると。

少し片目をつぶるような話になりますが、冬の終わりは白い心臓から8本は出てた覚えがありますね。それも、まあ、だいぶ前ではあります。避けたってべったりと重いです。本当は下った方が良かったんですよ。どうしても2つに見えてならない。あと43日で何ができると言うのです。それはこちらの話です。
刷る必要なんか本当になかったのに、見えないのが恐ろしくて仕方ない。真逆です、私と青緑は。指があるのならば、多分触れたと思います。

どうしてこのままなのか不思議なくらい、引き摺られて溢れたと思います。
私は見てませんよ。
見るつもりはなかったんですから、見てないと思います。落ちそうじゃないですか?そういうものとは分かっていますが。人差し指がこちらを見ている。その前に溶けてしまいそうなほど、鋭い。
ただ回り続けるだけで変わるなんておかしな話ですよ。シワだらけですから、ほら、ちょうど皮膜くらいの甘さで。特に対処はしていません。閉まっても剥がれるだけですから。
どうしても嫌なら縫い込んでしまいましょうよ。見ていますから。黒くはなりますけどね。縦に裂けていたそうですよ。縦、というか奥だと思いますが。
いや、だから、

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?