アメリカ入国審査(ひとり旅)
先日(2024年10月)アメリカ ニューヨークに一人旅してきました。
「アメリカに女性1人で入国しようとしたら別室送りにされた」
「細かい質問を受けて困った」
など、入国審査で不安な思いをした方のコメントが色々投稿されていたのを、見聞きしていました。
めちゃくちゃ不安に思っていたのですが、
準備さえしていれば、全然不安に思うことなく、入国することができましたので、ここでシェアします!
前提:英語力は・・・。
前提として、私の英語力は、全く英語わからない!というレベルではないですが、日常会話が自然にできるというレベルではありません。
なんとなーく聞き取って判断できるレベルで、文字を見てなんとなーく判断できるレベルです。
アメリカに友人や親戚などもいません。
用意したもの
入国審査時、スマホは使えないので、全てプリントアウトして持っていったものです。
・旅程
個人旅行でしたが、大まかに何日にどこに行く、どこに宿泊するという予定をまとめた資料を英語で作成していました。
特にホテルは住所や、何日にチェックアウトするのかも英語で記載していました。
もし質問されて、英語で伝わらなかった時のためです。
以前、イギリス→ドイツに旅行したことがあるのですが、ドイツ入国の際に、私の英語力では旅程が伝わらず・・・。
自分のメモとして持っていた旅程を見せたところ、納得してくれたことがありました。
・航空券、ホテルの予約
ホテルの予約が完了していることがわかるメールやe ticketを印刷しておきました。
特に帰りの航空券を予約していることがわかる資料はマストだと思います。
過去、ドイツに旅行した時も、帰りの航空券を見せて、と言われたことがあります。
・名刺
私は会社員なので名刺を持っていきました。
あとは「どんな会社か」と聞かれたという方も見かけたので、英語版の会社情報を印刷していきました。(社名を言ってもアメリカの方にはわからないと思ったので、、、)
・購入済みのオプショナルツアーやチケット
アメリカで何をする予定なのか、を証明するために、購入済みのチケット(例えば美術館の入場チケット)の購入完了メールを印刷していました。
・現金
色々調べていると、いくら持っているのか、と聞かれた方が多かったので、私は400ドルを現金で持っていきました。
(実際にはホテルでのチップ以外は全く現金を使いませんでした)
モバイルパスポートコントロール
準備していって良かったと思うのが、
モバイルパスポートコントロール。
入国審査で聞かれるようなことを事前に登録しておくことで、専用レーンで入国審査を受けることができます。
アメリカに初めて入国する人は使えない、など制限はあるのですが、
一度でも入国したことがある人は絶対使った方がいいです!
ちなみに私はアメリカには過去数回入国したことがあり、5年ぐらい前のグアムが最後の入国でした。
パスポートは新しいものに変わっていますし、当然ESTAも新しく申請をしましたが、使用可能でした。
詳しい登録方法はこちらをご覧ください!
実際の入国審査は?
JFK空港に到着してアプリを立ち上げ、自分の写真を撮ります。
KIOSKがあるので、そこで手続きすると「⭕️レーンにいきなさい」という表示がでます。
が、そこで表示されたレーンは入国審査官も誰もおらず・・・
とりあえずスタッフの方に「このアプリ持っているんだけど、どうすればいい?」と聞いてまわりましたw
「え、ここ通っていいの?」と思いながら案内されたのは、5名ぐらいしか並んでいないレーン。
日本人もいましたが、日本やアメリカ国籍ではなさそうな方ばかり。
すぐに自分の番が回ってきて聞かれたのは以下です。
・指紋採取
・観光なの?
・ホテルは⭕️⭕️?(ESTAに登録していたホテル名を言われました)
・1人なの?
・アメリカは何回か来たことある?
・何日滞在する?
・(食べ物を持っていると申告していたので)どんな食べ物を持っているの❓
でした。
色々コピーしていきましたが、航空券などのコピーは提示することはありませんでした。
食べ物の申告について。
私はお肉などが含まれていない、うどんやお菓子を持参していたのですが申告しました。
どんな食べ物を持っているのか聞かれたので、素直に「日本のお菓子とうどんです」と答えたら「肉は入ってない❓」と聞かれて「入ってない」と答えました。
最後に「(日本語で)ありがとうございます、だっけ?」と言われて、
「yes! ありがとうございます!」と答えて、お互い笑顔のまま、あっという間に入国審査は終わりました!!
入国審査を受けて、外に出てみると、ファーストクラスやビジネスクラスに乗っていたと思われる方しかいなかったので、エコノミーでは一番最初に入国審査が終わったと思います。
モバイルパスポートコントロール以外の、通常の入国のレーンはかなり並んでいたので、通常よりも早く審査を受けることができました。
気を付けていたこと
よく海外ではお店に入る時に、Hello、Hiとお店の方と挨拶しますよね。
入国審査でも、まずHiと笑顔で挨拶をして、文法はめちゃくちゃだったと思うのですが、拙い英語でも、笑顔&大きな声で言うようにしました。
私の前に入国審査を受けていた日本人ではない、アジア人の方も笑顔で会話をされていたので、緊張はすると思うのですが、過度に緊張しすぎず、不安になりすぎずに入国審査を受けるのが一番な気がします。
ハワイとアメリカ本土では違いはあるかもしれませんが、
事前準備と当日の態度(ただ観光のために来ましたよ)ということがちゃんと伝われば全く問題ないと思います。
モバイルパスポートコントロールの登録も全然難しくないので、おすすめです。
入国審査官の方も、見た目はいかつい感じだったのですが、すごくフランクに接してくださいました。審査官の方ではない、警備の方?には、空港の出口で「大丈夫?問題ない?」と気遣って下さって、ほっとしたのを覚えています。
(即座に英語で返答できなくて、サムズアップしましたけどw)
これからアメリカ旅行に行かれる方、楽しい旅を!