![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144531681/rectangle_large_type_2_197849f5de45f1ba41d2a66c7af29092.png?width=1200)
整音から学ぶ声のトリートメント
対談動画制作のお仕事でディレクションを行っているんだけど、どうしてもMA的動きをしなくちゃいけなくなった。
ここで音楽制作のスキルが凄く役に立ったんだけど、改めて
ストリップサイレンス(ノイズや無音を除去)
トリートメント(声、音の質感を調整する)
コンプレッサー(声、音の粒を揃える)
イコライジング(高、中、低音などそれぞれのボリュームを調整する)
など、対談ならではの「声を生かす(活かす)」調整を行い、BGMとなじませ、かつ映像レベルで破綻しない基準を音源として制作する、つまりMAのお仕事をやった。
整音時のポイントはリテイクあるかもだから、余程線が細くない限り波形はいじらず、オートメーションでポチポチやるのがベスト。
そしてコンプ以外にも音圧上げたくなるけど、やりだしたらキリがないので、案件規模によってそこは検討。
あと撮影時のマイクコントロールはそもそも論ですが、超大事。
あとストリップサイレンスは対談動画など臨場感が必要なものは極端にやらない、もしくは、別トラックで薄ら入れておくと良いです。これはケースバイケース。
ストリップサイレンスは案件によりますが、自動じゃなく、手動で行うと、聞き返す回数が増えるので、トークの構成や話し手の感情も同時にインプットできるので、作品への愛情も増します。
デザイナーだけど、映像制作のお仕事を担当する方へは特に知っておいてもらいたいのですが、「波形はいじらず」は、音源はラスターデータと同じイメージと考えてください。
なので限りなく非破壊で作業します。これは私だけかもですが。
オートメーションで作業したのは、つまりPhotoshopだったらスマートオブジェクトで編集するイメージです。
ためになる動画紹介
#4 <ナレーションの整音についての考え方をお話します!質問回答コーナーもあります!>#MAのこと #MAミキサー #ポスプロ #音の仕事
気をつけるポイントや具体的なやり方がとにかくわかりやすい!ありがとうございます。
Logic Pro Xに標準内蔵されているプラグインでボーカルミックス〜下準備&トリートメント
いろんなコンプレッサーの解説動画をこれまで見てきたけど、こちらの動画が1番わかりやすい!うおおおお!声前に出たー!というのが一撃でわかるし、掛け具合の解説もわかりやすく、ビフォーアフターが感動レベル。
今回追加したプラグイン
VUメーター
阿部雄太さんの動画内でVUメーターの話題があり、早速導入。
インストールしたVUメーターは「mvMeter 2」。
無料で、視覚的にものすごくわかりやすくなりました。
これまではLogic Proのボリュームメーターで判断していたけど、普段のミキシングでも大活躍必須。
というのも、ボリュームメーターでは把握仕切れない部分が完全にpeak超えてました。
打感のあるトラック、Stereo Outには刺していくのがベストプラクティスです。
ということで宅録ナレーターやYouTuberの方、声の収録はできるけど整音して欲しい!
などのご依頼ありましたら「XのDM」でご連絡ください。
以下料金表になります。
納品形態:wavファイル。サンプルレート 48000Hz。ご希望あればおっしゃってください
1分:作業時間2時間、15,000円
5分:作業時間4時間、30,000円
5分以上:ask
※案件の規模感、具体的なイメージの共有、修正回数によって変動します。料金についてはご相談ください。