【弦を交換しました】
木曜日の夕方にオンラインの発表会があります。春らしい季節になってきました。佐藤弘和さんの『緑の季節』を弾くことにしました。冒頭のイントロを過ぎますと、鮮やかな色彩感の速いアルペジョで、最後まで休み無く埋め尽くされています。とても響きが綺麗な曲です。いきなりは弾けそうにないし、もともとちゃんと弾けない。練習しなくては。。
佐藤弘和さんは割と近くにお住まいでした。自転車でも行ける。ギターのレッスンではなくて、できれば、楽典、作編曲をはじめとして、ギターの音楽のしくみを教えて貰いたいと思っていました。偶然、国分寺クラスタのフリーコンサートにレッスンを受けている方が居て、連絡先などを教えて貰いました。でもレッスンを受ける段階になって「いまの仕事が一区切りしてからにしよう」「少しは自分で勉強してからにしよう」と先延ばしにしてしまった。いまでは残念ながら、叶わなくなった。やりたいことがある、会いたい人がいる、行きたいところがある、そんなときはすぐに行動しないとダメなんですね。「○○の前にナントカをやってから」という躊躇はおよそ無用でして、本当はなんの準備も要らないんです。
ところで、プチ演奏会では1弦を綺麗に鳴らしたい。それで、弦を交換しました。価格高騰の折りですので、高音弦だけHANNABACHです。響きに透明感があって、綺麗でしっかりした音がします。弦は、工業用の釣り糸素材を定尺で切っただけで、見た目は同じなのに、使ってみますと性能が大きく違います。弦交換のたびに「一体何が違うのだろうか?」と思う。おそらく見えないところに『凄技』が隠れているのでしょうね。ド素人が容易に踏み込めない分野のような気がします。
写真の左側の赤いのは充電式の電動ワインダーです。在庫処分の見切り品でして、送料込みで1200円位でした。携帯電話用のUSBアダプターで充電します。小さいし、厚さもあまりないので、ギターケースのポケットに収まります。スイッチの位置と持ち手の角度が若干使いにくいのですが、巻き取る力はかなり強いし高速です。モータ音も大きめです。たぶんミニ四駆用のマブチモーターFA-130RAの模造品が使われていそうです。「これは素晴らしい」とか「もの凄く便利です!」というレベルでは全くありませんが、手で巻き上げるよりは楽です。まあ問題なく使えています。