【古いスピーカの端子交換】
オーディオテクニカ製の昔のアルミ筐体のスピーカ(AT-SP50)です。最近と異なり、ちょっと昔の日本製のアナログ仕様のオーディオ機器は非常に丁寧な作りです。しかもどれも高性能です。リノベーションして使えば、現状のオーディオ機器よりはるかに高性能であり、良い音がします。
先日、このメインスピーカーを最新のネオジム磁石仕様のフルレンジスピーカー(出力100W)に交換しました。パソコンのオーディオ出力に小型のデジタルアンプをつけて、その出力にこのスピーカーを繋いでいます。音はとても良好です。しかし、裏の端子が劣化しており、割れてしまいました。これを新しいターミナルに交換します。
プラスチックのカバーを取り除いたところ、金属の端子が接着剤でケースの金属面に固定されてました。スピーカーのアルミ筐体のなかを開けます。そして、接着剤が充填されているところを、カッターで綺麗に除去しました。取り去ったあとの穴に、新しいバナナチップタイプの絶縁端子を入れたところ、サイズがちょうどでした。これで、バナナチップのプラグを差すことも出来ますし、通常のスピーカー用の裸線をねじで固定することも出来ます。プラス端子、マイナス端子とも新しいターミナルに交換して、しっかりねじを締めて、おしまいです。