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【カーテンランナーの応急処置】

(すみません。これも、たいした話ではありませーん!)
昨日は風が強かった。今日は天気も良いし、風も無い。窓を開けようとして、カーテンを軽く引っ張ったところ、フックが2個外れて落ちました。よくみるとプラスチックが劣化して、カーテンを引っかける『輪っか部分の穴』が欠けており、引っ掛けられません。このフックの名称を調べたところ『カーテンランナー』というそうです。部品はあとで買えば良いのですが、とりあえずカーテンを掛けるための応急処置が要ります。

エポキシパテで成形するのが簡単で強力だし、良さそうです。でも、どこにしまったのか、見つかりません。そのかわり1mm厚さのプラ板の端切れが出てきました。(ちっと雑すぎるかな?とは思ったのですが)プラ板の直角の角を、ランナーの穴に合わせて、ニッパーでぱちぱちと2mmほど切りました。これを破損箇所に、裏表から2枚を当てがいまして、これを芯にします。さらにプラ板と本体との接触箇所との隙間を瞬間接着剤で固めて、ランナーの形を成形します。

手元には、爪の補強用の瞬間接着剤があります。低粘性なので、型枠なしではすぐに流れ出てしまいます。それで瞬間接着剤を1滴落としては、すぐにネールアート用のアクリルリキッドをピンセットで流し込んで1粒サイズを固めます。それを何度も繰り返して、ランナーの形を作りました。1個目は(あまりに適当に目分量で作ったので)、機能上は問題ないのですが、見た目がかなり『いびつ』です。少々格好悪い。

ということで、2個目は、見た目が良くなるように、作製方法を少し改善しました。ランナー作りが職人技になっても意味が無いのですが、わりと良い出来です。Oリングも見つからないので、鋼線を曲げて作りました。(表面の仕上げをしておりませんので)よくみますと、プラスチックの輪っかの表面が凸凹に光っており『偽ブランド』とわかります。しかし、ぱっと見た感じでは、ほぼ本物と同じように見えます。

プラスドライバでカーテンレールの端を外して、仮に作った2個のカーテンランナーをとりつけました。カーテンをつけると、全くわかりません。まあ、これで十分でしょう。「カーテンランナー」を新規に買わなくても良さそうです。おしまい!

カーテンレール図1