学生副店長 0→1のメニュー開発の挑戦
こんにちは、ロックヒルズガーデンです。
ついに2021年も終わりますね。あっという間でした。
当店の2021年の営業も、12/29に終了し、昨日30日は大掃除でした。
日頃、見て見ぬふりをしていたあんなところやこんなところ、、、、毎年、最終的な置き場に困るあんなものやこんなもの、、、、
スタッフ全員で!とはなりませんでしたが、3年生の中心メンバーを軸に頑張りました。とっても綺麗です。
さて、今日は「学生副店長 0→1のメニュー開発の挑戦」をお届けします。
当店(以下RHG)はグランピングBBQ場を運営しています。
川崎駅から徒歩7分という駅チカ好立地のマンションの屋上で、BBQができるのです。
そしてそのRHGは、学生メンバーだけで運営しています。
リーダも、それを支える副リーダーも、スタッフもみんな学生です。
売り上げ管理、シフト調整、発注管理、メンテナンスなどなど、お店の運営に関わることを学生が中心となって行っています。
RHGはBBQ場の運営という特性上、夏に大きく売り上げが伸びますが冬の売り上げは課題です。
やっぱり、「BBQと言えば夏!!」みたいな風習がありますし、「こんな寒いのに屋外でBBQ!?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。(当店には、室内でBBQができるお席もあるのでご安心ください!)
「冬の売り上げをなんとかしたい。」
「冬でもみんなであったかくBBQを楽しんでもらいたい。」
そして、
「学生でも0→1を作ることができるということを示したい」
そんな想いを形にすべく、学生副店長(トモ)が立ち上がりました。
中心になって考案した副店長トモのnoteはこちら↓
このお店に対して、
自分は何ができるだろう?
何を作りたいだろう?
どんな価値を生み出せるだろう?
そう考えている中で、この「冬」の課題、そして当店の価値である「つながり」に向き合いました。(当店の大事にする価値についてはこちら↓)
そこで考案したのが、冬専用のメニューです。
従来のメニューは2つしかなく、季節は大きく変わるのに、当店の基本メニューは大きくは変わりません。
だったら、冬にはもっとあたたかく、そしてもっと人との繋がりが生まれるメニューを作ってみようと考えたのです。
しかし、そう簡単にはうまく行きませんでした。
なんせメニューなんて考えたことも、作ったこともありませんし、原価計算などもしたことがありません。食事の量やバランス、満足度、お金などなど気にしなければならないポイントがたくさんありました。
難しい難しいと頭を悩ませながらも、中心メンバーで意見交換をしていくうちにだんだん方向性が見えてきます。
冬メニューでお客様に提供したいのは、
①あたたかさ
②つながり
冬でもあたたかく食べることができ、
お客様同士の会話が生まれ、もっとつながることができる、、、
そんなメニューを目指しました。
提案してはやり直し、作り直し、原価の計算をし、オペレーションを考え、それを仕組みにし、、、、
さまざまな壁を乗り越えて、ついに完成したのがWinter BBQコース(11月〜3月限定)です!!
メニューは、
1.アンチョビキャベツ
2.豚肩肉のステーキ
3.焼き野菜&チーズフォンデュ
4.手作りピザ
5.クラムチャウダー
の計5品
目玉はなんと言ってもピザです。
BBQでピザ!?という意外性が注目ポイント。
そして、生地を伸ばすところからお客様にあえてやってただくことで共働作業を生み、会話が生まれる状態を目指しました。
ありがたいことに今年もすでに、多くのお客様にWinter BBQコースを頼んでいただきました。
ピザ作りでは特に、「ここもっと伸ばしてよ!」とか、「料理するの?上手だね」とか、「トッピングどうする?」とか、「焦がさないようにしようね」とか、さまざまな会話が生まれているのを目にします。
ただの飲食店ではなく、
BBQだからこそ、ピザ作りだからこそ生まれる会話があり、
その会話から、より仲間のことを知り、さらにつながりが深まっていく。
それを生み出す空間や仕組みを作ること、それが私たちがこのお店を運営する意味です。
寒い季節ではありますが、寒い季節だからこそ楽しめるBBQを。
そして、つながりを。
ぜひ、冬のRHGに遊びにきてみてください。
そして0→1を作ってみたい学生の方々も、ぜひ足を運んでみてください。