台湾の国会議員、暗号化国家（Crypto Nation）に飛躍するため、「ブロックチェーン党」を発足した話

2018年6月26日 17:59

先週は台湾のブロックチェーンに参加し、ブロックチェーン関係者とお話する機会がありました。

台湾といえば、鴻海精密工業（Foxconn）を代表とする電子機器の受託生産事業（EMS）が発展しているイメージがありましたが、最近はブロックチェーン関連の事業が多く誕生しております。先月には、「ブロックチェーン党」という政党まで誕生したり、仮想通貨取引所大手、OTCBTCのCEO、Yi-Ting Chengは、今年11月の台北市長選挙に出馬することを表明しています。

「再び台北を偉大にする（Make Taipei great again）」を挙げ、台湾をアジアの中で、ブロックチェーン分野でリードする都市にすることを目標にしているようです。

特に、「ブロックチェーン党」を発足したLin Chih-chia氏は、ICOに適した規制法案を用意して、世界中のベンチャー投資資産と仮想通貨取引所を誘致し、台湾を「暗号化国家（Crypto Nation）」且つ「ブロックチェーン島（Blockchian Island）」に飛躍する」と話しているそうです。