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海乃真珠の映画・ドラマnote(24)

久々に青春映画の傑作に遭遇できましたよ。その名も「ゾンビーワールドへようこそ」。もうタイトルからはB級感しかなく、タイトルのひねりのなさからも期待は薄めでした。だがしかし。

悪者、化物、宇宙人、ゾンビなどと闘う少年たちっていうのはそれこそ「トム・ソーヤの冒険」「スタンド・バイミー」とかいろいろありますが、映画としては「グーニーズ」「SUPER 8」とかと同じくらい好きなテイストでした。

スカウトに所属する3人組とタフなバーのウェートレスが、ゾンビに侵食されたのどかな町で人類を救うため、スカウトで培った技術を生かして名誉のために奮闘する。(Amazon Primeあらすじ)

主人公はスカウトの高校生3人組。この3人がタイプは全然違うけど童貞でクラスに馴染めない感じで幼馴染みで本当に可愛くて、徐々に成長していく様子を丁寧に描いていて、単なるスプラッタものとは一線を画すできになっています。

デニースというストリップ劇場でウェイトレスをしていた女性がかっこいい。3人をちょっと大人ぽく導いていきます。他にも味のある登場人物が何人が登場します。ゾンビになっても味があるので見逃せません。

あと、とにかく笑えます。テンポよく笑いとドラマが入り混じり、全然怖くはないです。追われる恐怖、隠れる恐怖を味わいたい人には物足りないと思いますが、ゾンビ映画好きな人なら見て損はない1本だと思います!

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