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繁殖する?ニシアフリカトカゲモドキ #07

『生きる卵と死ぬ卵』
 
ファーストクラッチから10日ほど経ちました。
ここで2つの卵に歴然とした差が出てきました。
産卵後5日目あたりから最初は少し凹みなどが見られた大きな卵はパンパンに膨れていかにも生きています!というような状態になりましたが、小さな卵は日に日に凹みが出てきてついにはボコボコの平べったい状態になって、しかもカビまで生えてきて明らかに腐っている感じがしました。
素人目に見てもダメだなとは思いましたが、一応念のためにキャンドリングしてみました。

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上が大きな卵で、下が小さな卵の画像です。
大きな卵は血管が張り出して成長しているのがわかります。
持った感じもしっかりしていてハリがあるというのか、曖昧なニュアンスですが生きている!という感じがします。
小さな卵は一目瞭然ですが、持った感じも表面がベタベタしていて生きている卵よりも明らかに軽く、産卵したての時とまったく違う印象です。
 
両方とも有精卵であることを確認して、同じ環境下で管理していたので、短期間でここまでの差が出たことに驚きましたが、最初から死んでいたのかもしくは産卵日に近しい日に死んだのだと思います。
何となく気になったのはやはり小さな卵の胚が真下に位置していたこと。
産卵した時の状態のまま管理をしていましたが、胚を真上にしていたら成長してたのかも・・・とは少し思いました。
この卵の上下に関しては知識がなさすぎて正直どう対処すればいいのか不明です。
産卵経験者のSNSや動画を拝見していても、同じ環境下で管理をしていても卵が死んでしまったという状況がけっこう見られましたので原因が知りたいとは思いますが、その辺はよほどプロのブリーダーさんでもないとわからないのかなと。
元々死んでいたのかもしれないし、弱い個体だったのかもしれない。
身体が形成されて孵化直前に死んでしまう場合もあるようなので、本当に生命の誕生というのは奇跡的で不思議だなと思います。
 
小さな卵はこのまま管理していてもさらに腐って臭いを出しそうなのですぐに破棄しました。
ファーストクラッチの卵はひとつのみとなってしまいましたが、このまま順調に育ってくれることを願って管理したいと思います。
 
つづく、、、
 
繁殖する?ニシアフリカトカゲモドキ #08
 
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