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繁殖する?ニシアフリカトカゲモドキ #05

『ちいさな卵とおおきな卵』
 
交尾から17日後、ニシアフのメスが頑張って最初の卵を産んでくれました。

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しかし、卵の大きさがけっこう違います。
普通の大きさがどのくらいか知らないので何とも言えませんが、大きな卵は小さな卵よりひとまわり大きなサイズでした。
大きすぎるというよりは、小さな卵が小さすぎるといったイメージを受けました。
 
ニシアフの卵は鳥類などの卵のように硬い殻に覆われているわけではなく、けっこう柔らかいということを経験者さんのサイトなどで見聞きしていました。
実際に触ってみると大小の大きさの卵に若干の差がありました。
小さい方が硬いのです。
大きな卵は厚めのビニール袋に水を目一杯入れた感じで、得ていた情報に近い感触でしたが、小さな卵はそれよりももっと硬い感触でした。
これだけサイズに差が出るものかと思いましたが、とりあえずは有精卵であるか否かが重要ですので、さっそくライトをあててキャンドリングしてみました。

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赤いウニョウニョしたものを両方共の卵に確認できました。
これが通称「天使の輪」と呼ばれる有精卵の証である"胚"です。
ニシアフの卵は胚の形成のタイミングで上下(天地)が決定して、形成後に上下を逆にしてしまうと卵が死んでしまうらしいです。
そのために多くの方が、産卵場所から卵を取り出す前に卵の上部にマジックなどで印を付けてから取り出します。
この卵も取り出す前に上部に産卵日を記入しておくことにしました。
 
そういえば、気になっている点があります。
小さな卵は真下に、大きな卵は右横より少し上部に近い部分に天使の輪がありました。個人的に天使の輪が上部にある状態にしなければいけない気がするのですが、そういうことではないのかな?
気になるところではありますが、経験者さんの卵の画像を色々と拝見していると天使の輪が上にあったり横にあったりとバラバラでしたので、未解決で気持ち悪いですがとりあえずは卵が埋まっていたままの状態にすることにしました。
 
さてさて、両方の卵とも有精卵であったのは喜ばしいことですが、卵をどうやって孵化まで管理するか・・・。
専用の孵卵器(インキュベーター)や多くの方が代用している冷温庫など卵を孵化させるための設備を導入しようかと交尾後に色々と考えはしましたが、結局のところ「そこまで過保護にする必要性があるのかな?」と思ったので、そのままニシアフのケージ内で管理することにしました。
またその辺りの話は次回に・・・。
 
つづく、、、
 
繁殖する?ニシアフリカトカゲモドキ #06
 
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