藤田田『ユダヤの商法』からの金言➀:金持ちから儲けよ
藤田田は日本マクドナルドの創業者として有名。その著作の『ユダヤの商法』も有名であり、ソフトバンク創業者の孫正義もこの本を読んで感激し、半ば強引に藤田田に会ったという逸話もある。
そんな『ユダヤの商法』から、私なりに選んだキーワードをお伝えしていきたい。まず一つ目は、
金持ちから儲けよ
である。
「一般大衆にくらべて、金持は数こそ少ないが、その名の通り、金持ちが持っている金のほうが圧倒的に多い。」結局は、金持ち相手に商売したほうが儲かるというのが、藤田がいうユダヤの商法である。
実際、藤田はダイヤモンドを扱い大儲けしている。少数の金持ちの所持金の総和は、大多数の一般人の所持金の総和を圧倒しているということである。
人はビジネスを考える際、とかく身近な人や物から発想しようとする。しかし、それでは、一般大衆はいつまでたっても一般大衆から抜け出せない。大きく儲けるには、金持ちを相手にし、金持ちが何を求めているのかを考えるのが重要なのだろう。