機関誌マラソン17号感想
機関誌マラソン17号感想 2028.8.21(日)11:00A M〜18:20 大山憲一郎
塾長理念
ありのままの自分を見つめる 「ありの〜ままの〜♪」みたいな歌が昔流行ったような気がします。 塾長でさえも、過去を振り返ると後悔をされると書かれています。 いわんや自分は、です。
しかし、実行しての反省は大いに賛成です。何もやらなくての反省(後悔)は人生の失敗で す。やってしまえば何でもその時点で成功、うまくいけば大成功、うまくいかなくても小成功だと 思います。
塾長講話
第14回 「利己のためでなく、社会のために利潤を追求する」という姿勢が必要
どうして経営には理念や利他の精神が必要かを塾長がこれまでの体験や経験を踏まえて説 明、解説してくださっています。
塾長の素晴らしいところは言動が一致している点です。 世のコンサルタントの方々は、言うだけで実際に経営をさせたらうまく経営できる方 は少ないような気がします。
経営はそんな甘っちょろいものではありません。 だから僕も盛和塾(現在は R I T A J U K U)で学ばせてもらっています。
この講演の中で、塾長は「人生方程式」や「経営の原点12ヶ条」についてもわかり やすく解説されています。
経営の原点12ヶ条は、その12個の内容を経営者(と従業員)が理解し実践できれ ば、たちまちに経営はうまくいくと言う、素晴らしい内容です。 全ての項目を完全に実践するまでには至っていませんが、そうできるように日々精進 しています。そのようにしはじめてから少しずつ経営が良くなっていきました。有り 難い教えです。
塾長経営問答I
八木さん
偉大な父の後継者として、心得るべきこと 準備すべきことは何か?
神様のような先代を持つ八木さんは、今後訪れるであろう世代交代の時を心配されて の塾長への質問でした。
塾長のアドバイスは、誰にも負けない努力、そして人格を高めるための学習、そして 言葉の練習、その上で時には、経営者としての強引さ(謙虚さに裏打ちされた)も必 要だと言われています。
小林さん
外部環境の激変で生じる給与のズレ その調整方法はどのようにすればいいか
塾長はまず、アメーバ経営は唯物論ではありませんと言われました。
そう思う小林さんの心こそが唯物論なのですと言われています。
大変鋭い指摘で、小林さんも核心をつかれたことでしょう。
京セラの給与体系のことを説明しながら小林さんも、はっきりと塾長の言わんとして いることが理解できたのではないかと思います。 それにしても塾長はやはりすごいです。
夏原さん
会社発展の基礎を築いてくれた古参社員への処遇をどうすればいいか
この質問には塾長も悩まれているようでした。 以前のような右肩上がりの日本経済は、とうの昔に無くなっていますので、そもそも 年功序列制度自体が時代に合わなくなってきています。 塾長も模索されているようですが、銀行などがすでに導入している50歳くらいから 役職手当てなどを削っていく方法や年棒制度などを工夫して、従業員にいかに納得し てもらうかが大切だと回答されています。
塾長経営問答II
「筋肉質の集団」を目指しているが、能力の劣る人に対する心構えをいかに持てばい いか
谷水さん
人材育成についての悩みを塾長に相談された谷水さん、ゴルフ場の支配人をされてい ます。
「人は石垣、人は城」と、石垣に例えられて説明されています。 いろいろな大きさの石の組み合わせによって堅牢な石垣ができているので、できる人 も大切だが、できなくとも会社に対して素晴らしいロイヤリティを持ち、一生懸命に 働く人は、会社にとっていつか素晴らしい財産になると言われています。
西井さん
従業員の人心把握の要諦の教えを塾長に問われた西井さんは、福岡を拠点にして幅広 い地域で、塗料専門店を営まれています。
時間が無いと言うのは言い訳です。地べたを這ってでもいいから営業所を回って歩 く、コンパの重要性を説かれています。
高杉さん
高杉さん自身も気付かれていらっしゃいますが、課題は計数管理と値決めだとアドバ イスされています。
その後この高杉さんの会社は M&A されて、現在は別の方が経営されているようです。 良い形での M&A だったらいいのですが・・・
特別企画
中国を考える
胡 徳平さん
呉 明瑜さん
李 羨林さん
中国からあるいは中国人から見た日本そして塾長のことを、3人に中国人の方が、中 国のこれまでの偉人などの言葉や生き方と合わせて、絶賛されています。
事実、その後、中国には数カ所の盛和塾が開塾し、盛和塾活動が終了した現在もなお 真摯に稲盛哲学を学ばれ続けています。 そのような中国の方々とこれから僕も一緒に商売ができたらと思います。
経営体験発表I
新田良基さん
真面目一徹に焼肉屋さんを経営されている新田さんの言葉には、何十年も同じ仕事を 懸命にやってこられた方が持っている実践者の風格があります。 素晴らしい経営体験発表をありがとうございました。
経営体験発表II
梶村武志さん
中卒で働き出した梶村さんでしたが、学歴社会に嫌気が差して定時制にて機械、そし て電気を学ばれていきます。
その後就職、そして独立されます。 時代の流れにも乗って会社は大きくなっていきます。
現在は塾長を教祖様と崇めて、塾長を目標に経営をされています。
経営の研究
米沢則寿さん
今でこそよく聞くようになった言葉「ベンチャーキャピタル」
米沢さんはその専門家であり、社長です。
なんか胡散臭さもある業種ですが、立派に社会貢献をされています。
僕もこれからたくさんの事業を新規で立ち上げようとしています。
まずは、中古車販売です。
厳密には日本車の中古車を海外に販売する業務です。 今、準備段階に入っています。
1ヶ月後の 9 月21日(水)からスタートできるようにしようと、たった今決めまし た。
まずは、古物商の免許を警察署へ申請します。
屋号は「カーデリタ(C A R D E R I T A)」と決めました。
車(カー・C A R)で利他業という意味です。
3 年前にはオスデリタを社食からスタートしました。 これから始める全ての事業にデリタ(D E R I T A)をつけて全てを利他業としたいと 思います。
シオデリタ(塩で利他)※自然海塩
ミソデリタ(味噌で利他)※発酵食品
ノウデリタ(農で利他)※自給自足
ウタデリタ(唄で利他)※音楽
エイデリタ(映で利他)※映画
ヤドデリタ(宿で利他)※宿泊業
キグデリタ(機具で利他)※農機具
ユメデリタ(夢で利他)※夢診断
ヒトデリタ(人で利他)※人材育成
オニデリタ(鬼で利他)※経営を守る鬼のような意志
フクデリタ(福で利他)※福々しい心での利他
カミデリタ(神で利他)※神=自分=創造神
ヤネデリタ(屋根で利他)※まずは屋根が大切雨漏り防止
ソトデリタ(外で利他)※外で遊ぶ
ウチデリタ(内で利他)※内で遊ぶ・学ぶ
ナカデリタ(中で利他)※中で遊ぶ
オヤデリタ(親で利他)※親孝行こそ利他
ドコデリタ(どこでも利他)※どこにいてもできる利他業
ネテデリタ(寝てで利他)※寝ながらにしてもできる利他
などなどです。
今ここに生きる塾長の一言
川端健嗣さん
塾長から多くのことを学ばれている川端さん
素晴らしいと思います。
僕も(僕たちも)、数多くのことを学ばせてもらっています。
そのようなご縁、このマラソンのご縁に心から感謝いたします。
今ここに生きる塾長の一言
大谷喜一さん
調剤薬局とドラッグストアのチェーン展開をされている大谷さん
塾長のお話しを聞くだけで、自分を振り返り反省をされています。
宮崎発祥のドラッグストアー「コスモス薬品」が現在勢いがあります。西日本を中心 に約 1,000 店舗を展開されていて、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いです。
弊社もここ 20 年大変お世話になっています。 しかし、「満るば欠くる」の言葉もあるように、いつかはドラッグストアも競争激化 によってか、他の競合業種からかかはわかりませんが、やがて落ちていくこともある かもしれません。※そのままのやり方で行けば とにかく価格には厳しい業界です。なんとか付加価値を説明させていただいて、値決 めは経営を実践できるようにしていきたいと思っています。 薬局やドラッグストアは、現在も大切なお客様であり、これからも大切にしていきま す。 それと同時に、利益率の高い販売方法(=手間がかかる、コストがかかる→それがか からないような仕組みを作る)への模索はこれからも進めていきたいと思います。
あの日あの時稲盛和夫氏
島田康作さん
ひょんなことから、落ち目の繊維メーカーの社長となった島田さん
そこから、苦難の日々が始まります。
しかし、一心不乱に事業をされていかれます。
最終的にはマンション大手の会社の傘下に入ります。
常に塾長の言葉を頼りに経営されていかれ、心を高める努力をされています。
その努力がいつの日か実を結ぶことを願っています。
私の好きな言葉
『美』
井上道義さん
交響楽団の監督兼指揮者の井上さんは、全てが美しくあってほしいと願っています。 美には人を惹きつける魅力があります。 姿の美しさ、動きの美しさ、絵画の、、、音楽の、、、
経営にも美しさがあると塾長は言われていました、素晴らしい経営をしている決算書 は美しいと。 僕も美しいものは大好きです。美しい車を所有できる美しい日本に生まれて幸せで す。
【近況】
世間では、コロナが大流行しています。
ちょっとだけ本音を言えば・・・ コロナは政府やメディアが捏造した恐怖からなる病気では無いかと、3 年前から思っ ていました。茶番とまで言うと語弊があるかもしれませんし、コロナを真剣に恐れて いる方々からしたら、何をけしからんとなるかもしれません。 しかし、人類の歴史は菌やウイルスとの共存共栄の歴史でもあることは歴史を見ても 明らかです。 そろそろ気づき始めている人や国は「スルーコロナ」の時代に入っています。
2021 年秋のヨーロッパ、2022 年 5 月のアメリカでは、マスクをしている現地の方は ほとんどおらずに、スルーコロナになっていました。 しかし、帰国すると日本だけは相変わらずのガッツリコロナでした。 そろそろ風邪扱いにした方が良いと個人的には思っています。 マスクも健康な方はしない方が健康的です。 日本人の生真面目さが裏目に出ているようにも、今回の事については思っています。 大好きなニシタチは閑古鳥が鳴いているようです。 僕はせっせとニシタチや地元の飲食店にいくように、この3年しています。 純粋に飲兵衛という性分もありますが、心の内では、俺がみんなを助けてやるけんね という気持ちです。経営が大変だった 15 年前にニシタチや地元の飲食店が心の支えと なって救われました。(酒と共に) そのお礼がしたいと思います。(飲みたいだけ・・・いやいや違います) 今が踏ん張りどころです。一番底が一番冷え込みます。 ここを踏ん張り切れれば、来春からは本当の春が来ます。3 年越しの春が。 一緒に飲んで歌って騒いでこのコロナをスルーしましょう。