畳からフローリングにする場合 一軒家の1階Ver.Part1

まず畳を持ち上げてはがします。

下地の状態を確認します。

一軒家の1階の場合

畳の下の板が出てくると思います。

粗板、畳下板、合板が出てくると思います。

まず板が腐ってないか、ボロボロの所はないか、アリの被害はないか、乗っかってたわむ(凹む)ところはないか

等をチェックします。

もし腐ってたりする場合は剥がして交換が必要になります。
その下の根太と言われる木材も交換が必要な場合がほとんどですが今回は交換しなくても大丈夫、もしくは交換し終わったとして話を進めて行きます。

まず確認すること

部屋の入口は襖や障子になっていると思います。その敷居と呼ばれる下のレールの部分から下地の板の高さを測ります。

バラバラの場合もあるので何ヶ所かで測って平均を出すか1番少ない寸法を床のフローリングの仕上がりの高さとします。

そうすると
フローリング(厚さ12mm)orフロアタイル(厚さ3mm)

フローリングを貼るための下地【構造用合板】(厚さ12mm)

ベニヤを止める為の下地【根太】(厚さ?mm)

根太の高さで自分の設定した高さに調整していきます。

下地の板から敷居までの高さが60mmだとすると
フローリング12mm+ベニヤ12mm=24mmなので
60-24=34mmになります。

ここでホームセンターに売っている木材で作る場合
一般的な規格の木材を加工無しで使っていくのが1番楽なのでそれを考慮します。

20×40,30×40,35×45というのが一般的な木材の大きさなのでここから選んで行きたいです。
この寸法は木材を断面にした時の四角形の高さと長さになります。
単位はmm

34mmに1番近いのは35×45なんですが
1mm大きいですね。

この1mmが意外と敷居から飛び出します。
気にならない人はそのままで気になるなら30×40を使うと良いでしょう。
そうすると4〜5mm位の段差が出来ることになります。
気にならない人は30×40を使うといいでしょう。

次に考える事はフローリングをやめてフロアタイルにする、合板の厚さを9mmにする。

フロアタイル3mm+ベニヤ12mm=15mm
60-15=45mm

これは35×45が使えそうです。

ベニヤを9mmにする場合
9mmと12mmの乗った時のたわみ具合はかなり違います。なので9mmにする場合根太の間隔を狭くする必要が出てくるのでその分材料費と施行する時間がかかります。

次回は根太の流し方、ベニヤの貼り方等を紹介していきます。

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