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叙情派フォーク・グループ_ 7-8/10

7.『惜春譜』 手風琴

   作詞:喜多條忠  作曲:藤井要一 1982

【物語】同棲していた頃を男性が後悔とともに想い出しており、その思い出を消しゴムで消さないと前に進めないと嘆く歌。 
 1982年といえば、シティポップスとかロック系が流行ってた頃なので、珍しいか? でも『サヨナラ模様』 伊藤敏博がこの年であるな。

【グループ】北海道在住の3人組フォークグループ手風琴(藤井要一・鈴木 陽・小松幸雄)1982年メジャーデビュー。「惜春賦」がヒット。1984年に小松幸雄が脱退し深川忠義が加入。1990年まで活動を続け公式の活動を休止。 2016年6月に歴代メンバー4人全員が集合して再結成


8.『白い冬』 ふきのとう

  作詞:工藤忠幸 作曲:山木康世 1974

【物語】秋に男性と別れた女性が悲しい白い冬を迎えており、♫あなたのことは 秋の枯れ葉の中に捨てた♫ と宣言する歌。
 「ふきのとう」は10選の中でもNSPと並んでメジャーです。単純な詞ですけど、なぜかいいですね。秋の枯れ葉と白い冬を対比しているだけなのにね。メロディもいいですが編曲の瀬尾一三がやっぱ効いてるのか。アコースティックギターにエレキギターが絡んでドラマティックである。
 
【グループ】北海道出身の山木康世と細坪基佳によるフォークデュオ。
1974年「白い冬」でデビュー。「風来坊」「春雷」「やさしさとして想い出として」などがヒット。シングル28枚、アルバム14枚発売。1991年解散


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