(昭和歌謡) 色付きタイトル対決 1/6 ”ブルー” と ”青い空”
『妄想!昭和紅白歌合戦』、『東西対決!ご当地ソング対決』に引き続き今回は『(昭和歌謡) 色付きタイトル対決』でございます。全部で12組の対決です。1回につき4曲のノミネート、6回シリーズで全25曲の対決です。その一回目です。
渡辺真知子『ブルー』は色ではなく、憂鬱のブルーなので除外です。
1.ブルースカイ対決
『ブルースカイ ブルー』 西城秀樹
『ブルー・スカイ』 チューリップ
作詞:阿久悠 作曲:馬飼野康二(1978)
【物語】人妻との許されない愛の別れに落ち込んでいる男。そんなときでもなぜ空は青いのかと嘆いている歌。
【感想】40 年振りに聴いたが、こんないいい曲だったのかと。発売当時のレコード音源よりも、年を取ってからの歌唱がいいです。言葉に説得力があります。 発売時ヒデキは23才。阿久悠から『今は分からないだろうけど大人になったとき、きっとこの詞の意味がわかるよ』と言って書いたらしい。
作詞作曲:財津和夫(1977)
【物語】男性の心情:彼女と破局し落ち込んでいるのになぜ青い空はその悲しみを反映してくれないのかと八つ当たりしている歌。
【感想】これも40 年振りに聴いたが、財津和夫らしい良い曲です。学生時代カセットテープで良く聞いた、懐かしい。
2.青い空対決
『北国の青い空』 奥村チヨ
『カリフォルニアの青い空』 弘田三枝子
作詞:橋本淳 作曲:ベンチャーズ(1967)
【物語】二度と帰らない夏の日の恋を思い出している。北国の青い空は泣いているようだという歌。
【感想】この映像は凄いな!奥村チヨの歌唱力に感動。欧陽菲菲の『雨の御堂筋』(1971)と渚ゆう子の『京都の恋』(1970)見れます。演奏はベンチャーズです。最高! ベンチャーズはビートルズより格が上と思ってました。
作詞:A.Hammond 作曲:M.Hazelewood(1972)
【物語】「カリフォルニアええとこ一度はおいでTV や映画の仕事がありまっせと言われて来たけども仕事はないし金も食べ物もないのだがカリフォルニアは決して雨は降らない(It Never Rains InSouthern California) って聞いたけれども俺の人生土砂降りだ!という歌(1972)
【感想】青い空は出て来ません 。日本語のタイトルは変です。南沙織のカバーがあるのですが、この詞の内容でアイドルに歌わせる? 日本語の題名に騙されたのでは? 弘田三枝子のカバーはちょっとジャズぽくてよろしい。
次回第2弾は、松田聖子、八神純子、ズー・ニー・ブーの登場です。
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