(昭和歌謡) 色付きタイトル対決 4/6 ”コバルト” ”赤い” ”緑” ”黄色い”
第4弾でございます。
7. 季節 対決
『緑の季節』 山口いづみ
『コバルトの季節の中で』 沢田研二
作詞:安井かずみ 作曲:鈴木邦彦(1972)
【物語】あなたがすべてと言う前にちょっと待ってと言ってるが、一方わたしの幸せのある所へつれてって、といわれると「どっちやねん」と思う歌。
【感想】山口いづみは歌手でもあったんです、3 曲ぐらいで女優に専念しました。この曲小6でよく覚えてますねんわ、♫ララ・ランランラン みどりのきせつ♫ 麻丘めぐみのライバルでした。女優として記憶に残ってるのは「雑居時代の」(石立鉄男・大原麗子主演)の4女役だな。冨士真奈美・川口晶・杉田かおる・川崎敬三が出演してた名作ドラマ。山口いづみの友人役の浅野真弓は柳ジョージの奥さんでした。
作詞:小谷夏 作曲:沢田研二(1976)
【物語】秋晴れの天気のなか恋にやぶれた女性をやさしく守って、それとなく私がここにいるとアピールする男性の歌。
【感想】『危険なふたり』『勝手にしやがれ』もいいですが、これもいいな。フォーック調の曲で、作曲はご本人。一押しは『君をのせて』(ソロ第一弾の曲)
『TOKIO』とか『カセブランカ・ダンディ』のような企画ものは、その時は売れますが名曲は生まれにくい。『TOKIO』は”とうきょう”を”トキオ”と発音するというアイディアだけといっても過言ではない、中身スカスカ。「スーパー・シティが舞い上がる」とか超陳腐。
8.靴 対決
『魔法の黄色い靴』 チューリップ
『赤いハイヒール』 太田裕美
作詞作曲:財津和夫(1972)
【物語】魔法の黄色い靴が、女性が逃げてもどこまでも追いかけて行って男性の所に連れ戻すという、靴がストーカーのような歌
【感想】チューリップのデビュー曲であるがまったく売れず、3 枚目の『心の旅』でブレイク。しかし吹き込み直前にボーカルは甘い声の姫野に変更され、財津のプライドはズタズタになったとな。
作詞:松本隆 作曲:筒美京平(1976)
【物語】東京に出て来たおさげ髪のそばかすお嬢さんが、都会の空気に染まってゆくが、男性が田舎に帰って赤いハイヒールを脱いで草原で裸足になって幸せをつかもうと説得する歌
【感想】『木綿のハンカチーフ』の続編のような歌。男女の立場が逆転しているけど。昔NHKの「レッツゴーヤング」に太川陽介とかと出演していたな。今だ現役でコンサートやってます。学生時代の友人が良く行ってます。外見も歌も当時とあんまり変わってないです、太田裕美凄い! ヒット曲も多いですね。一度友人と行って見ようかしらん。
次回 第五弾は、野口五郎・八神純子・松崎しげる・スリー・キャッツの登場です。
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